この記事のポイント
算命学の学び方を初級・中級・上級・鑑定士の4段階で解説。陰陽五行から命式・人体星図・大運・位相法まで、どの順番で何を学ぶかのロードマップを整理した入門ガイド。
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算命学を「ちゃんと学びたい」と思ったとき、どこから・何を・どの順番で学べばいいのか迷いやすいものです。主星を知ることから始まり、命式・人体星図・大運・位相法と進むほど奥が深くなる一方で、「どこまで学べば使えるようになるのか」も気になるところです。
この記事では、算命学の学習を4つの段階に分けて、それぞれで習得すべき内容と学習の目安を整理します。
算命学の学習ロードマップ概観
| 段階 | 内容 | 目標 | 学習目安 |
|---|---|---|---|
| 初級 | 陰陽五行・十干十二支・主星 | 自分と家族の主星を読む | 1〜3ヶ月 |
| 中級 | 命式・人体星図・十二大従星・天中殺 | 命式を読んで自己分析できる | 3〜12ヶ月 |
| 上級 | 大運・年運・位相法 | 時期の傾向と相性を読める | 1〜3年 |
| 鑑定士 | 総合鑑定・実践・解釈の精度向上 | 他者を鑑定できる | 継続的な実践 |
段階を飛ばしてもいいですが、「基礎の理解が薄いまま上のレベルに進む」と解釈の誤りが生じやすいので、順番に習得するのが長期的には効率的です。
初級:陰陽五行・十干十二支・主星を理解する
学ぶ内容
1. 陰陽の概念
「陰と陽」という二元的な見方が算命学のすべての土台です。物事を「どちらかが良い」ではなく「両方が必要で、バランスが大切」として捉える視点を身につけます。
2. 五行(木・火・土・金・水)
5つの要素の性質と、相生(生かし合う)・相剋(抑制し合う)の関係を覚えます。五行の関係は主星の性格解釈にも、相性の分析にも使います。
- 相生:木→火→土→金→水→木(循環)
- 相剋:木→土→水→火→金→木(循環)
3. 十干・十二支を覚える
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類(十干)と、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類(十二支)を覚えます。それぞれの五行と陰陽の対応も合わせて理解します。
4. 主星(十大主星)の解釈
日干から導かれる10種類の主星の性格・特徴・傾向を理解します。貫索星から玉堂星まで、それぞれのキーワードと自然界のたとえを使って記憶します。
初級の到達目標
- 自分と家族の生年月日から主星を調べられる
- 主星の基本的なキーワードと傾向を解説できる
- 五行の相生・相剋を使って主星同士の基本的な関係を読める
初級の学習リソース
- 無料計算ツールで主星を確認:算命学 無料|主星10種を生年月日で自動計算
- 主星の詳細解説:算命学 主星一覧|10星の性格・特徴・適職
- 用語集で基礎用語を確認:算命学 用語集
中級:命式・人体星図・天中殺を読む
初級で主星を理解したら、命式全体を読む段階に進みます。
学ぶ内容
1. 命式の作成
生年月日から年干支・月干支・日干支の3柱を求め、命式を完成させます。万年暦(万年暦表)との照合方法と、各柱の持つ意味(年柱・月柱・日柱)を学びます。
2. 人体星図の配置と読み方
人体星図の5か所(頭・胸・腹・左手・右手)に、命式の各干支から算出される主星・従星を配置する方法を学びます。各位置が何を意味するか(社会的な自分・精神・現実・人間関係)と、そこに来る星の組み合わせから読み取れることを理解します。
人体星図の詳しい読み方は算命学の命式の見方・読み方をご覧ください。
3. 十二大従星(じゅうにだいじゅうせい)
人体星図の各位置に配置される、エネルギーの強さを示す12種類の従星を学びます。主星の性質が強く発揮されるのか、弱く現れるのかが読めるようになります。
十二大従星の解説は算命学 十二大従星の種類と見方をご覧ください。
4. 天中殺の種類と理解
12種類の天中殺(寅卯天中殺・辰巳天中殺・午未天中殺・申酉天中殺・戌亥天中殺・子丑天中殺)を学び、自分の天中殺の種類と、天中殺の年・月の過ごし方を理解します。
天中殺については算命学 天中殺とは|12種類の見方と過ごし方をご覧ください。
中級の到達目標
- 命式を自分で作成できる(または計算ツールで算出し、内容を説明できる)
- 人体星図を読んで、その人の社会的な役割・内面・実行力の傾向を説明できる
- 天中殺の種類を判断し、時期の過ごし方をアドバイスできる
上級:大運・年運・位相法を学ぶ
中級で命式の静的な読み方を習得したら、「時間軸」の読み方と「相性の詳細な分析」に進みます。
学ぶ内容
1. 大運の算出と読み方
10年ごとに巡る大運(十大主星が順番に巡るサイクル)の算出方法と、各大運のテーマの解釈を学びます。男女で巡る方向が逆(順行・逆行)になる点を理解します。
大運の詳細は算命学の大運の見方と読み方で解説しています。
2. 年運・流年の読み方
1年単位で動く年運(流年)と大運を重ね合わせて読む方法を学びます。「大運のテーマ × 年運のテーマ」の組み合わせで、その年の傾向を読めるようになります。
3. 位相法(干支の組み合わせ)
干支の組み合わせから相性や特定の時期の傾向を読む「位相法(いそうほう)」は、算命学の上級テーマです。
主な位相の種類:
| 位相 | 意味 |
|---|---|
| 合(ごう) | 調和・融合する組み合わせ |
| 冲(ちゅう) | 対立・変化を促す組み合わせ |
| 刑(けい) | 緊張・課題をもたらす組み合わせ |
| 害(がい) | 摩擦・障害が出やすい組み合わせ |
| 破(は) | 崩れ・変化が起きやすい組み合わせ |
位相法は、相性占いの精度を高める上で重要ですが、解釈の複雑さから誤解も生じやすいテーマです。書籍だけでなく、実際の命式を素材にして練習量を積むことが理解への近道です。
上級の到達目標
- 自分・家族・友人の大運を算出して今の時期のテーマを説明できる
- 年運と大運を重ね合わせて、大きな出来事の傾向を読める
- 二者の干支の位相を確認して、相性の傾向を分析できる
鑑定士レベル:実践と解釈の精度向上
算命学を「人に鑑定する」レベルまで持っていくには、知識の習得に加えて「実践の量」が必要です。
鑑定士として必要なこと
- 命式を見て全体像を素早く把握できる(パターン認識の熟練)
- 相手の状況・悩みに応じた解釈の組み立て
- 吉凶の断定を避け、傾向として伝える言葉の選び方
- 算命学の限界を理解した上で鑑定する誠実さ
実践の機会を作る
身近な人(家族・友人)の命式を許可を得て読む練習から始めるのが現実的です。スクールによっては修了後に練習鑑定会を設けているところもあります。
算命学の鑑定を受けて「プロがどう読むか」を観察することも、実践的な学習になります。電話占いヴェルニには算命学に精通した占い師が在籍しており、自分の命式の読み方を実際に見て学ぶことができます。
学習で押さえたい3つのポイント
1. 基礎を急がない
主星の解釈を覚える前に、陰陽五行の基礎的な考え方を体に染み込ませることが、後の理解速度を大きく変えます。「木の陽が甲で貫索星」という暗記より、「木の陽は大木のようにまっすぐ伸びる力」というイメージで覚えると、応用が効きます。
2. 自分の命式を使って学ぶ
抽象的な概念を自分の命式に当てはめながら学ぶと、記憶への定着が早くなります。「自分の人体星図でこの星がここにあるということは、こういう傾向がある」という形で確認しながら学習を進めると理解が深まります。
3. 算命学の限界を知ることも学習のうち
算命学を深く学ぶほど、「わかること」と「わからないこと」の境界がはっきり見えてきます。「絶対にこうなる」と断言しない、「傾向として読む」という誠実な姿勢が、長く算命学と付き合う上で大切です。
まとめ
算命学の学習は「主星を知る → 命式・人体星図を読む → 大運・位相法を学ぶ → 実践で精度を高める」という4段階で進みます。目的に合わせて、どこまで学ぶかを決めるのが自然です。
まず自分の主星を確認するところから始めたい方は、算命学 無料|主星10種を生年月日で自動計算をご活用ください。
算命学全体の記事一覧は算命学 完全ガイド|記事一覧からどうぞ。
よくある質問
算命学は独学で鑑定士レベルまで到達できますか?
可能ではありますが、かなりの時間と練習量が必要です。独学の最大の課題は「自分の解釈が正しいかどうか確認する機会が少ない」点です。スクールや実践グループに参加して、他者のフィードバックを受ける機会を作ることが、精度向上への近道になります。
どの書籍から始めるのがおすすめですか?
高尾義政氏の著作が基本文献ですが、絶版のものも多い。現在入手できる算命学の入門書を楽天ブックスや Amazon で確認し、「陰陽五行の基礎」「主星の解説」「人体星図の読み方」が含まれている本を優先的に選んでください。
位相法はいつ頃から学ぶべきですか?
人体星図の読み方がある程度定着してから(中級後半〜上級の段階)学ぶのが適切です。位相法は応用的な内容で、基礎の干支体系・主星・人体星図の理解が前提になります。早期に手をつけると複雑さに圧倒されやすいため、段階を踏む方が効率的です。
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