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算命学の主要用語60語を50音順で解説。陰占・陽占・主星・従星・人体星図・天中殺・大運・空亡・位相法・干合・冲など、初心者が迷いやすい専門用語を正確にわかりやすく整理した用語集。
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算命学を学び始めると、見慣れない専門用語が次々と登場します。「陰占と陽占はどう違うのか」「空亡と天中殺は同じ?」「位相法って何をするものなのか」——こうした疑問を一か所で解決できる用語集です。
主要な60語を50音順に整理しています。算命学の学習の参照用にお使いください。
あ行
陰占(いんせん) 命式の中で「陰」の部分を指す。具体的には年干支・月干支・日干支の「干支」そのもの(十干十二支の部分)を読む手法。主に性格・本質・宿命的な傾向を読む。「陽占」と対になる概念。
陰陽(いんよう) 算命学の最も根本にある概念。宇宙のすべてのものは「陰」と「陽」という対の性質を持ち、その相互作用で世界が動くという考え方。どちらが「良い」「悪い」ではなく、両方が必要でバランスを保つことが大切とされる。
陰陽五行(いんようごぎょう) 「陰陽思想」と「五行説(木・火・土・金・水)」を組み合わせた古代中国の哲学体系。算命学の理論基盤全体を指す言葉として使われる。
位相法(いそうほう) 干支の組み合わせ(合・冲・刑・害・破など)から、相性や時期の傾向を読む技法。算命学の上級テーマで、相性占いの精度を高めるために使う。
か行
干合(かんごう) 特定の十干同士が引き合う関係。甲と己、乙と庚、丙と辛、丁と壬、戊と癸が干合する。干合は五行の変化をもたらすとされ、相性や命式の解釈に影響する。
干支(かんし) 十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を組み合わせたもの。60通りのパターン(六十干支)で年・月・日を記録する体系。算命学の計算の根幹。
貫索星(かんさくせい) 十大主星の一つ。日干が「甲(きのえ)」の人の主星。大木のような自立心・信念・独立心を特徴とする。五行は木の陽。
鑑定(かんてい) 算命学の知識を使って、その人の命式を読み解き、性格・運勢・相性・適職などを分析・解説すること。
気(き) 算命学の文脈では、五行の各要素が持つエネルギーや勢いを指す言葉として使われることがある。命式の中での五行のバランスを「気の強弱」として捉える場合がある。
車騎星(しゃきせい) 十大主星の一つ。日干が「庚(かのえ)」の人の主星。鉄・刀のような行動力・スピード・正義感を特徴とする。五行は金の陽。
牽牛星(けんぎゅうせい) 十大主星の一つ。日干が「辛(かのと)」の人の主星。宝石のような品格・名誉・責任感を特徴とする。五行は金の陰。
月柱(げっちゅう) 命式の3つの柱のうち、生まれた月の干支を記した柱。親・仕事・社会的な役割を示すとされる。
月干(げっかん) 月柱の十干の部分。
さ行
算命学(さんめいがく) 古代中国の陰陽五行思想と干支体系を起源とし、生年月日から人の本質・運勢・相性を読み解く東洋の運命学。日本では高尾義政氏が体系化した「高尾算命学」が主流。
司禄星(しろくせい) 十大主星の一つ。日干が「己(つちのと)」の人の主星。田畑のような堅実さ・蓄財・家庭的な性格を特徴とする。五行は土の陰。
十干(じっかん) 甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類。それぞれ五行の陽・陰に対応する。算命学の命式の根幹をなす要素の一つ。
十二支(じゅうにし) 子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類。年・月・日・時刻・方角などに対応する。
十二大従星(じゅうにだいじゅうせい) 人体星図に配置される、エネルギーの強さを示す12種類の従星。胎・養・長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶の12段階。主星の性質がどれほどの強さで発揮されるかを示す。
十大主星(じゅうだいしゅうせい) 算命学の10種類の主星(貫索星・石門星・鳳閣星・調舒星・禄存星・司禄星・車騎星・牽牛星・龍高星・玉堂星)の総称。日干から算出され、その人の本質的な性格を示す。
従星(じゅうせい) 十二大従星(エネルギーの強さを示す星)を指す。主星と対になって命式を読む際に使う。
宿命(しゅくめい) 算命学において、生まれ持った命運・テーマのこと。主星・人体星図・天中殺などが「宿命」として読まれる要素。
宿命星(しゅくめいせい) 人体星図の特定の位置に来る星を「宿命星」と呼ぶことがある。その人が一生かけて向き合うテーマを示すとされる。
石門星(せきもんせい) 十大主星の一つ。日干が「乙(きのと)」の人の主星。草花・蔦のような協調性・社交力・政治力を特徴とする。五行は木の陰。
相剋(そうこく) 五行の「抑制し合う関係」。木→土→水→火→金→木の順で一方が他方を抑制する。相剋は「悪い関係」ではなく、過剰なエネルギーをバランスに戻す働きをする。
相生(そうせい) 五行の「生かし合う関係」。木→火→土→金→水→木の順で一方が他方を生かす。算命学では相性の分析にも使われる。
た行
大運(たいうん) 10年ごとに巡る運気の周期。10の主星が順番に10年ずつ巡り、その時期のテーマを形成する。男女で巡る方向が逆(順行・逆行)になる。
調舒星(ちょうじょせい) 十大主星の一つ。日干が「丁(ひのと)」の人の主星。ろうそくのような繊細な感性・完璧主義・芸術的才能を特徴とする。五行は火の陰。
天中殺(てんちゅうさつ) 生年月日から導き出される12種類の干支のうち、2つが「天中殺」に当たる期間。「天の援護が途切れやすい」とされ、新しいことを始めるより内側を整える時期として解釈される。「空亡(くうぼう)」とほぼ同義に使われることが多い。
天中殺の種類 寅卯天中殺・辰巳天中殺・午未天中殺・申酉天中殺・戌亥天中殺・子丑天中殺の6種類。
天地人(てんちじん) 命式の3柱(年柱・月柱・日柱)を「天・地・人」と表現することがある(書籍や流派によって使い方が異なる)。
な行
日干(にっかん) 日柱(生まれた日の干支)の十干の部分。算命学では「日干がその人自身を表す」と考え、主星の算出に使う最重要要素。
日柱(にっちゅう) 命式の3つの柱のうち、生まれた日の干支を記した柱。その人自身・配偶者・パートナーの傾向を示すとされる。
は行
鳳閣星(ほうかくせい) 十大主星の一つ。日干が「丙(ひのえ)」の人の主星。太陽のような楽観性・自然体・人生を楽しむ才能を特徴とする。五行は火の陽。
位相(いそう) 干支の組み合わせが持つ関係性の総称。「合」「冲」「刑」「害」「破」などがある。詳細は「位相法」を参照。
ま行
命式(めいしき) 生年月日から算出した年干支・月干支・日干支の3つの干支の組み合わせ。算命学の鑑定の基盤となる情報。
命術(めいじゅつ) 生年月日を使って人の運命を読む技法の総称。算命学はその一つ。
や行
陽占(ようせん) 命式の中で「陽」の部分を指す。主に人体星図・大運・年運など、時間軸の変化を読む手法。「陰占(いんせん)」と対になる概念。
年干(ねんかん) 年柱(生まれた年の干支)の十干の部分。
年柱(ねんちゅう) 命式の3つの柱のうち、生まれた年の干支を記した柱。先祖・家系・社会との関係を示すとされる。
年支(ねんし) 年柱(生まれた年の干支)の十二支の部分。
ら行
龍高星(りゅうこうせい) 十大主星の一つ。日干が「壬(みずのえ)」の人の主星。海・大河のような冒険心・改革力・自由を特徴とする。五行は水の陽。
禄存星(ろくぞんせい) 十大主星の一つ。日干が「戊(つちのえ)」の人の主星。山のような魅力・奉仕精神・スケールの大きさを特徴とする。五行は土の陽。
六十干支(ろくじっかんし) 十干(10種類)と十二支(12種類)を組み合わせた60通りのパターン。60年で一巡する。算命学の命式の基盤。
わ行
玉堂星(ぎょくどうせい) 十大主星の一つ。日干が「癸(みずのと)」の人の主星。雨水のような知恵・学問・育てる力を特徴とする。五行は水の陰。
主要用語の関係整理
算命学の用語は複雑に見えますが、大きな構造を押さえると整理しやすくなります。
【基盤】陰陽五行 × 干支体系(十干十二支)
↓
【命式】年干支・月干支・日干支(3柱)
↓
【静的な分析】人体星図(主星10種 × 従星12種)
↓
【動的な分析】大運(10年)・年運(1年)・天中殺
↓
【関係性の分析】位相法(合・冲・刑・害・破)
この流れを理解すると、各用語がどの段階の概念なのかが見えてきます。
よくある質問
空亡と天中殺は同じですか?
ほぼ同義として使われますが、厳密には異なります。「空亡(くうぼう)」は六十干支の配列上で対応する十二支がなくなる(空になる)2つの支を指す四柱推命の用語です。算命学では同様の概念を「天中殺(てんちゅうさつ)」と呼びます。実質的に示す期間は同じですが、体系・解釈の枠組みが異なります。
陰占と陽占の違いを簡単に教えてください。
陰占は命式の干支(年・月・日の干支)を使って性格や宿命の傾向を読む分析で、静的な情報を扱います。陽占は人体星図・大運・年運など時間の流れとともに変化する情報を読む分析です。実際の鑑定では両方を組み合わせて使います。
主星と従星はどう違いますか?
主星(十大主星)は日干から導かれるもので、その人の性格の「質」を示します。従星(十二大従星)は各位置に来る星のエネルギーの「強さ」を示します。主星が「どんな性質か」を示し、従星が「その性質がどれほど強く発揮されるか」を示すイメージです。
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