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算命学

算命学の命式の見方|陰占・陽占・人体星図を初心者向けに解説

VEIL編集部 監修

この記事のポイント

算命学の命式(陰占・陽占・人体星図)の読み方を初心者向けに解説。年柱・月柱・日柱の役割、主星の位置、人体星図の5宮の意味、命式から何がわかるかをステップごとに説明。

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生年月日を入力すると、陰占(年柱・月柱・日柱の干支)と主星を3秒で表示します。

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※算命学の陰占は年柱・月柱・日柱の3柱で構成されます

算命学の命式を初めて見た人の多くが「記号が多くて何が何かわからない」という感想を持つ。実際に命式表を見ると、干支・主星・従星が縦横に並んでいて、どこから読めばよいか迷う。

この記事では「命式の構造を理解する」ことを目的に、陰占・陽占・人体星図の三つのレイヤーをそれぞれ整理して解説する。算命学の入門書を読む前の準備として、あるいは鑑定を受ける前の予習として活用してほしい。

命式とは何か

算命学の命式は「生年月日から算出した干支の組み合わせ」を、算命学独自の読み解き体系に変換したものだ。

命式には大きく三つの見方がある。

陰占(いんせん): 干支(十干・十二支)そのままを読む 陽占(ようせん): 干支を「星」に変換して読む 人体星図(じんたいせいず): 陽占の星を人体のシルエットに配置して読む

算命学の独自性が最も発揮されるのが陽占と人体星図の読み方だ。

命式の基本構造:3柱 × 2段

命式は3列(年柱・月柱・日柱)×2段(天干・地支)の計6マスが基本形だ。出生時刻がわかる場合は4列目(時柱)が加わる。

年柱月柱日柱
天干(上段)年干月干日干
地支(下段)年支月支日支

各柱が表す領域

年柱: 社会・世間との関わり方、先祖から受け継いだもの、外から見た印象 月柱: 才能・精神性の方向、兄弟姉妹との縁、中期的なテーマ 日柱: 本質的な自己・自我のコア、配偶者・パートナーとの縁

この中で最も重要なのが「日柱の天干(日干)」で、算命学のほぼすべての計算の起点になる。

陰占:干支を五行で読む

陰占は命式の6マス(または8マス)に入った十干・十二支を、五行(木・火・土・金・水)と陰陽の観点で読み解く方法だ。

命式の五行バランスを確認する

6マスに入る十干・十二支をすべて五行に変換し、各五行がいくつあるかを数える。

たとえば木が多い命式の人は、木の特性(拡大・成長・感情・柔軟性)が強く出やすい。逆に水が欠けている命式の人は、水の特性(知恵・適応・流動性)を意識的に育てることが発展の鍵になるという読み方だ。

命式の五行バランスは「強い特性・弱い特性」を把握するための地図として活用できる。

干合・支合・刑・沖

陰占の発展的な読み方として、干支同士の「合・刑・沖」がある。

干合(かんごう): 天干同士で特定の組み合わせが合わさり、五行が変化する 支合(しごう): 地支同士の特定の組み合わせが結びつく 刑(けい)・沖(ちゅう): 地支同士のぶつかり合い、変動のきっかけになりやすい

これらは命式の読み解きを深める要素で、初心者が最初に把握する必要はない。主星・人体星図の基本から学ぶ方が実用的だ。

陽占:干支を星に変換する

陽占は算命学最大の特徴だ。命式の干支を「主星(10種)」と「十二大従星(12種)」に変換して読む。

主星(10星)の配置

主星は日干と各柱の天干の関係から算出される。人体星図の5つの宮それぞれに一つの主星が配置される。

主星の10種類と五行の対応:

主星五行・陰陽
貫索星木・陽
石門星木・陰
鳳閣星火・陽
調舒星火・陰
禄存星土・陽
司禄星土・陰
車騎星金・陽
牽牛星金・陰
龍高星水・陽
玉堂星水・陰

各主星の詳しい気質・性格・適職は算命学 主星一覧|10星の性格・特徴・適職を完全解説で解説している。

十二大従星(12星)の配置

十二大従星は日干と各柱の地支の関係から算出される。主星(エネルギーの方向)に対して、従星(エネルギーの量と質)を示すものだ。

12大従星の詳細は算命学 12大従星とは|エネルギー値の違いと12星それぞれの意味で解説している。

人体星図:命式を立体的に読む

人体星図は算命学の陽占を視覚的に整理した「命式の配置図」だ。人体のシルエットを使って、5つの宮(北・南・中央・東・西)に星を配置する。

5つの宮(ポジション)の意味

元になる干支表す領域
中央(胸・心臓)日干自己の本質・精神のコア
北(後頭部)年干社会性・世間への関わり
南(額)月干精神・才能・意識の向き
東(右腕)月支行動・仕事・外への動き
西(左腕)年支自然な受け取り・環境

人体星図を読むときの基本は「中央が最重要」という点だ。中央の宮に置かれた主星が、その人の本質的な気質と才能の核を示す。

人体星図の読み方の実例

たとえば中央が「龍高星(改革・冒険・自由)」で、南が「玉堂星(知性・伝統・記憶)」の命式なら、こんな像が浮かぶ。

本質的には改革志向で自由を求めながら(中央の龍高星)、精神的な才能として深い知性と過去の知恵を活かす力がある(南の玉堂星)人。外からは「新しいことへの挑戦者」に見えるが、内側では伝統的な知恵を深く大切にしている。

このように、各宮に置かれた星の組み合わせで「多面的な自分の姿」が読み解かれる。

従星の配置

人体星図には主星だけでなく、十二大従星も各宮に配置される。主星が「どんな方向のエネルギーか」を示すなら、従星は「どれほどの力でそこへ向かうか」を示す。

中央の宮に天将星(最高エネルギー)が配置された人は、本質的な自己のエネルギーが非常に強い。中央に天印星(低エネルギー・精神性)が配置された人は、外ではおとなしく見えながら内側に深い感受性を持つ、という読み方になる。

命式から何がわかるか

わかること

  • 本質的な気質・才能の方向性(主星)
  • 生命力・行動力の強弱(従星)
  • 社会と自己の間のバランス(人体星図の配置)
  • 天中殺の種類(日干から算出)
  • 大運・年運との重なりによる時期の傾向

わからないこと・注意が必要なこと

算命学の命式は「傾向と可能性の地図」であり、以下は命式だけでは確定的に言えない。

  • 具体的な出来事(いつ結婚するか、いつ転職するかなど)
  • 他者との相性(命式だけでなく二人の命式を重ねて読む必要がある)
  • 確定的な未来(自由意志と選択が運命を変える)

算命学は「絶対的な予言の道具」ではなく「自己理解と選択の精度を上げる道具」として使うのが伝統的な智慧の活かし方だ。

よくある質問

命式を自分で読めるようになりますか?

基本的な部分(主星の位置、人体星図の大まかな読み方)は、算命学の入門書や信頼できる資料で学べます。ただし、干合・支合・刑・沖などの発展的な読み方や、大運・年運との重ね読みはかなり専門的な知識が必要です。まず算命学とは|無料で主星を自動計算で自分の主星を確認し、そこから段階的に学ぶのがすすめです。

命式と占いサイトの結果が違う場合はどうすればいいですか?

命式の算出(特に日干の計算)は、節入り日の処理方法やツールによって結果が異なる場合があります。特に節入りの境界日に生まれた方は注意が必要です。複数のツールで結果が異なる場合は、算命学専門の鑑定師に正確な命式を出してもらうのが確実です。

命式は鑑定師によって読み方が変わりますか?

変わります。算命学には複数の流派があり、高尾義政の宗家系・的場輝雄系・その他の流派によって命式の読み解き方に差異があります。同じ命式でも、鑑定師の流派・経験・視点によって解釈が変わることは珍しくありません。複数の鑑定師の見方を聞いてみることも、自己理解を深める一つの方法です。

命式を読む際に出生時刻が必要な理由は何ですか?

出生時刻がわかると「時柱」を加えた4柱命式が完成します。時柱が加わることで人体星図に「時支の星」が追加され、より詳細な命式の読み解きが可能になります。ただし年柱・月柱・日柱の3柱だけでも主星・天中殺・大運など主要な要素は算出できるため、出生時刻が不明でも算命学は活用できます。

命式を見るのが不安です。悪い結果が出たらどうしようと思ってしまいます。

命式に「良い・悪い」はありません。どの主星にも強みと課題があり、どの従星の特性も活かし方次第で輝きます。算命学の目的は「持って生まれた素材を知り、それを活かして自由意志の精度を上げること」です。命式は運命の判決文ではなく、自己理解を深めるための地図として活用してください。

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