この記事のポイント
算命学を簡単に、わかりやすく解説。陰陽五行・十干十二支・主星・人体星図・天中殺を、たとえ話と図解を使って10分で理解できる初心者向け入門ガイド。
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「算命学って難しそう」と思っている方は多いはず。確かに、干支・陰陽五行・人体星図・天中殺……と専門用語が並ぶと、入口が見えにくく感じます。
でも、基本の仕組みは「自然のたとえ話」でできています。難しい言葉を一旦忘れて、ざっくりとした全体像をつかんでみましょう。
算命学は「生まれた日」を読む占術
算命学で使うのは、シンプルに「生年月日」だけです。生まれた時刻は不要。
生年月日を「干支(かんし)」というコードに変換して、そこから性格・運勢・相性を読み解くのが算命学の基本的な流れです。
ざっくり言うと、こんな流れです。
生年月日 → 干支(年・月・日の3つ)→ 主星(性格の核) → 人体星図(多角的な分析)
では、それぞれのパーツを見ていきます。
陰陽五行:世界を5つの要素で見る
算命学の土台は「陰陽五行(いんようごぎょう)」という考え方です。
世界のすべてのものは、「木・火・土・金・水」の5つの要素でできている、という古代中国の哲学です。
| 五行 | 自然界 | 季節 | 性質のイメージ |
|---|---|---|---|
| 木(もく) | 樹木・草 | 春 | 成長・伸びる力・柔軟性 |
| 火(か) | 太陽・炎 | 夏 | 情熱・明るさ・広がり |
| 土(ど) | 大地・山 | 土用 | 安定・包容力・蓄える力 |
| 金(ごん) | 鉱石・刀 | 秋 | 鋭さ・品格・集中力 |
| 水(すい) | 海・雨 | 冬 | 流れ・知恵・深さ |
この5つは「生かし合う関係(相生)」と「抑え合う関係(相剋)」があります。
- 木は燃えて火を生かす → 火は灰になって土を作る → 土から金属が採れる → 金属の器が水を保つ → 水が木を育てる(相生)
- 水は火を消す → 火は金属を溶かす → 金属は木を切る → 木は土を割る → 土は水をせき止める(相剋)
この関係が、性格の傾向や相性の読み方の基盤になります。
十干十二支:生年月日をコードに変換する
算命学では、生年月日を「十干十二支(じっかんじゅうにし)」に変換します。
十干(じっかん):10種類
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類で、それぞれ五行の陽と陰に対応します。
| 十干 | 読み方 | 五行 | 陰陽 |
|---|---|---|---|
| 甲 | きのえ | 木 | 陽 |
| 乙 | きのと | 木 | 陰 |
| 丙 | ひのえ | 火 | 陽 |
| 丁 | ひのと | 火 | 陰 |
| 戊 | つちのえ | 土 | 陽 |
| 己 | つちのと | 土 | 陰 |
| 庚 | かのえ | 金 | 陽 |
| 辛 | かのと | 金 | 陰 |
| 壬 | みずのえ | 水 | 陽 |
| 癸 | みずのと | 水 | 陰 |
十二支(じゅうにし):12種類
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類。年賀状でおなじみの「干支(えと)」です。算命学では年だけでなく、月と日にも十二支が割り当てられます。
この10と12を組み合わせると60通りのパターン(六十干支)ができあがり、60年で一巡します。
主星:「あなたの性格の核」を示す10の星
生年月日を干支に変換したら、「生まれた日の十干(日干)」から「主星(しゅせい)」が導き出されます。
主星は10種類。それぞれ自然界の何かに例えられており、性格の核を表します。
| 主星 | たとえ | 性格の核 |
|---|---|---|
| 貫索星 | 大木 | 自立・信念・ブレない芯 |
| 石門星 | 草花・蔦 | 協調・社交・人をつなぐ力 |
| 鳳閣星 | 太陽 | 楽観・自然体・楽しむ才能 |
| 調舒星 | ろうそく | 感性・繊細・完璧主義 |
| 禄存星 | 山 | 魅力・奉仕・スケールの大きさ |
| 司禄星 | 田畑 | 堅実・蓄える力・家庭的 |
| 車騎星 | 鉄・刀 | 行動・スピード・正義感 |
| 牽牛星 | 宝石 | 品格・名誉・責任感 |
| 龍高星 | 海・大河 | 冒険・改革・自由 |
| 玉堂星 | 雨水 | 知恵・学問・人を育てる力 |
主星は、あなたが生まれ持った「性格の種」です。環境や経験によって花の咲き方は変わりますが、種そのものは変わりません。
人体星図:5か所に星を配置して多角的に読む
算命学の独特の概念が「人体星図(じんたいせいず)」です。
体の5か所(頭・胸・腹・左手・右手)に対応させて星を配置し、人を多角的に分析します。
【頭】
社会・仕事
【左手】 【右手】
受け取る力 与える力
【胸】
精神・信念
【腹】
現実・実行力
5か所それぞれに主星や従星が配置されます。中心(腹)の星が命式の核心で、頭に来る星が社会的な役割、胸に来る星が内面の信念を示します。
一つの主星だけ知るのと、5か所すべてを知るのでは、見える自分の深さがまったく変わります。
天中殺:「準備の時期」として理解する
算命学を調べると必ず出てくる「天中殺(てんちゅうさつ)」。「怖いもの」として語られることがありますが、正確には違います。
天中殺は、12種類の干支のうち2つが「自分の天中殺」に当たる期間のことです。この時期は「天の援護が一時的に薄くなる」とされ、新しいことを始めるより、内側を整え、準備を深める時期として使うのが適しています。
怖がる必要はなく、「攻めより守り・インプットの時期」と捉えると活用できます。
天中殺の詳しい解説は算命学 天中殺とは|12種類の見方と過ごし方をご覧ください。
大運:10年ごとに変わる「人生のテーマ」
性格を示す主星は変わりませんが、「今この10年間のテーマ」は変わります。それが「大運(たいうん)」です。
10の主星が10年ずつ順番に巡り、その時期の運気と生き方のテーマを作り出します。
- 車騎星の大運:行動・勝負の10年
- 玉堂星の大運:学び・知識を深める10年
- 鳳閣星の大運:楽しみ・自然体の10年
「なぜ今の時期はこんなテーマばかり浮かび上がるのか」という疑問の答えが、大運の中にあることがあります。
算命学を使う上での心構え
算命学は強力な自己理解のツールですが、いくつかのことを心に置いておくと、より健全に活用できます。
算命学の結果は「傾向の地図」です。「絶対にこうなる」という予言ではありません。同じ主星を持つ人でも、環境と選択次第で人生はまったく異なります。
「自分の本質を知る」「今の時期のテーマを知る」「相性の傾向を知る」という使い方が、算命学の自然な活かし方です。最終的な判断は、常に自分自身がします。
まとめ:算命学の全体像を10分でつかむ
算命学の基本構造を整理すると、こうなります。
- 生年月日を干支(十干十二支)に変換する
- 日干から主星(10種類の性格の核)を導く
- 人体星図に星を配置して多角的に分析する
- 大運(10年サイクル)で今の時期のテーマを読む
- 天中殺(準備・整理の時期)を把握する
まず自分の主星を知ることが、算命学への入口として最もシンプルな一歩です。算命学 無料|主星10種を生年月日で自動計算で調べてみてください。
命式をさらに詳しく知りたい方は算命学の命式の見方・読み方、算命学全体の記事一覧は算命学 完全ガイド|記事一覧からご覧いただけます。
よくある質問
算命学は難しい?独学できますか?
基礎の「主星を知る」レベルなら、入門書や無料ツールでも十分に取り組めます。人体星図・大運・位相法(干支の組み合わせ)まで読めるようになるには数ヶ月以上の学習が必要ですが、段階を踏めば独学でも習得できます。学び方の詳細は算命学の学び方|段階別カリキュラムをご覧ください。
算命学は四柱推命と何が違いますか?
算命学は年・月・日の3つの干支を使い、出生時刻は不要です。四柱推命は年・月・日・時の4つを使い、正確な出生時刻が必要です。人体星図という独自概念も算命学だけにあります。詳しくは四柱推命との違いをご覧ください。
主星は何種類ありますか?
10種類あります。貫索星・石門星・鳳閣星・調舒星・禄存星・司禄星・車騎星・牽牛星・龍高星・玉堂星です。日干(生まれた日の十干)から一つが導き出されます。主星一覧で各星の詳細を確認できます。
天中殺は怖いものですか?
怖いものではありません。「天の援護が薄くなる時期」として、新しい挑戦より内側を整えることに向いた期間として捉えるのが適切です。攻めるより守る、インプットに集中するという視点で使えば、有意義な時期になります。詳しくは天中殺の正しい理解をご覧ください。
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