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占いガイド

占い用語大辞典|全占術の専門用語を50音順にやさしく解説【保存版】

VEIL編集部 監修

この記事のポイント

全占術の専門用語を50音順にやさしく解説。陰陽五行・天中殺・ホロスコープ・大アルカナなど、東洋命術から西洋占星術・タロット・数秘術まで主要用語を横断的に収録した辞典です。

占いの本を読んでいて、「天中殺って何?」「アスペクトって言葉が出てきたけど意味がわからない」と感じたことはないだろうか。占術の世界は体系が深い分、独特の用語が多い。しかも、四柱推命・六星占術・算命学・西洋占星術・タロット・数秘術・九星気学とそれぞれ別の言語体系を持っているため、占術をまたいで調べようとするとさらに混乱しやすい。

この辞典は、占術の壁をまたいで用語を一箇所に集めることを目的としている。特定の占術の専門書ではなく、「複数の占術を比較しながら学びたい人」や「気になる用語だけ素早く調べたい人」のための横断辞典として設計した。

各用語には、読み方・意味・どの占術で使われるか・もっと深く知りたい人向けの内部リンクをセットで載せている。辞書引きのように使ってほしい。


あ行

陰陽五行(いんようごぎょう)

読み: いんようごぎょう 使われる占術: 四柱推命・算命学・六星占術・九星気学・風水など東洋系全般

中国の古代思想に由来する世界観のフレームワーク。宇宙のあらゆるものを「陰(いん)」と「陽(よう)」の二極、および「木・火・土・金・水」の五つの要素(五行)で分類・説明する考え方。

陰陽は対になる概念で、陰が月・夜・静・女性的なものを、陽が太陽・昼・動・男性的なものを象徴する。五行は循環する関係性を持ち、木は火を生み(相生)、木は土を剋す(相剋)といった形でそれぞれが影響し合う。

東洋の占術は多くがこの陰陽五行を土台にしている。四柱推命では生年月日から導いた干支を五行に当てはめ、バランスの偏りから性格や運勢を読む。風水では方位や色を五行で分類し、空間のエネルギーを整える手がかりにする。


アスペクト(aspect)

読み: あすぺくと 使われる占術: 西洋占星術

ホロスコープ上で、2つ以上の天体が形成する角度関係のこと。ふたつの天体が特定の角度(0°・60°・90°・120°・180°など)に位置するとき、それぞれのエネルギーが特定の形で作用し合うと考える。

主なアスペクトには以下のものがある。

角度名称性質
コンジャンクション融合・強調
60°セクスタイル協調・機会
90°スクエア緊張・課題
120°トライン調和・才能
180°オポジション対立・バランス

アスペクトは「天体の意味」と「角度の性質」を掛け合わせて読む。たとえば太陽と月がスクエアを形成していれば、自我(太陽)と感情(月)の間に内的な緊張が生まれやすい傾向があると解釈する。

詳しくは西洋占星術の用語解説をご覧ください。


アセンダント(Ascendant)

読み: あせんだんと 使われる占術: 西洋占星術

出生時刻に東の地平線に昇っていた星座(サイン)のこと。「上昇星座」とも呼ばれる。ホロスコープでは第1ハウスの始点にあたる。

太陽星座(生まれた日に太陽が位置していた星座)が内面の本質を示すのに対し、アセンダントは「他者から最初に受け取られる印象」や「社会的な振る舞い方」を示すとされる。初対面での雰囲気や、外見的な特徴との相関が指摘されることが多い。

出生時刻が必要なため、時刻が不明の場合は計算できない。ホロスコープをより精密に読む上で重要な要素の一つ。

詳しくは西洋占星術の用語解説をご覧ください。


大運(だいうん)

読み: だいうん 使われる占術: 四柱推命

四柱推命で使われる運気の大きな周期のこと。通常は10年単位で切り替わる。生まれた時点の命式(四柱)を起点に計算し、人生をいくつかの大きな時代に分けて運勢を読む。

「人生の気候変動」とも例えられ、同じ命式を持つ人でも大運の流れによって、開花する時期や試練の時期が異なってくる。年単位の運気を「年運(ねんうん)」と呼び、大運と年運を重ねて読むことで、より具体的な時期を見立てる。

詳しくは四柱推命の解説をご覧ください。


大アルカナ(Major Arcana)

読み: だいあるかな 使われる占術: タロット

タロットカード78枚のうち、0番「愚者」から21番「世界」までの22枚を指す。「アルカナ」はラテン語で「秘密・神秘」を意味する言葉。

大アルカナは人生の大きなテーマや精神的な成長の段階を象徴すると考えられる。小アルカナが日常の出来事や具体的な状況を示すのに対し、大アルカナは人生の転換点・深層心理・魂の課題といった、より根本的なテーマを扱う。

リーディングで大アルカナが多く出た場合、その問いが重要なターニングポイントに関わっていることを示唆するとする読み方が一般的。ただし解釈の深さは占い師の流派によって異なる。

詳しくはタロット用語の解説をご覧ください。


大殺界(だいさっかい)

読み: だいさっかい 使われる占術: 六星占術

六星占術(細木数子氏が体系化)における運気の低迷期の呼び名。六星占術では人の運気が12年周期で循環すると考え、そのうちの3年間(停止・減退・乱気)を「大殺界」と呼ぶ。

注意点として、大殺界は「何をしても悪いことが起こる呪われた期間」ではない。六星占術の枠組みでは「新しいことを始めず、充電・準備・内省に適した時期」とされる。算命学の「天中殺」と混同されやすいが、体系が異なる(後述の「混同しやすいペア」を参照)。

詳しくは六星占術の解説をご覧ください。


か行

空亡(くうぼう)

読み: くうぼう 使われる占術: 四柱推命・算命学

60ある干支の組み合わせ(六十干支)の中で、十二支のうち2つが「余り」として発生する現象。十干(10)と十二支(12)の組み合わせを順番に並べると、どうしても2つの十二支が干支の組に入らない。この「入れ損ねた2つの十二支」の地支を「空亡」と呼ぶ。

空亡の地支を持つ年・月・日は、その干支の力が虚(うつ)になる——つまり通常の作用が弱まったり、予測しにくい動きをしたりすると考える。

一般には「悪い期間」として語られることが多いが、算命学では「守護神が外れた自由な期間」として、むしろ精神的な修行や内省に向くとも解釈される。流派によって意味づけが大きく異なる用語の一つ。

天中殺との違いは後述の「混同しやすいペア」を参照。

詳しくは四柱推命・算命学の解説をご覧ください。


干支(かんし)

読み: かんし(えと) 使われる占術: 四柱推命・算命学・六星占術・九星気学など東洋系全般

十干と十二支を組み合わせた60通りの循環サイクル。「えと」という読みが日常的に使われるが、占術の専門的な文脈では「かんし」と読むことが多い。

十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を順番に組み合わせると、60通りが一巡する。これを「六十干支」または「六十甲子(ろくじっかっし)」とも呼ぶ。

四柱推命では、生まれた年・月・日・時間の4つそれぞれに干支を当て、8つの漢字(四柱八字)として命式を表す。


感情線(かんじょうせん)

読み: かんじょうせん 使われる占術: 手相

手のひらで小指の下あたりから伸びる横線。感情・感受性・愛情表現のパターンを示すとされる。長く深い線は感情が豊かで情熱的な傾向、短い線や薄い線は感情を内に秘めやすいといった読み方が一般的。

ただし手相は「傾向を示すもの」であり、線の形だけで性格や運命を断定するものではない。同じ線でも掌全体のバランスや他の線との関係で読み方が変わる。

詳しくは手相の解説をご覧ください。


九星(きゅうせい)

読み: きゅうせい 使われる占術: 九星気学

九星気学で使われる9つの星の総称。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星の9つ。

数字と色と五行(水・土・木・金・火)の組み合わせで構成されており、それぞれ異なる性質・方位・色を持つ。人は生まれた年によっていずれかの星(本命星)を持ち、生まれた月によっても月命星が決まる。

詳しくは九星気学の解説をご覧ください。


吉方位(きっほうい)

読み: きっほうい 使われる占術: 九星気学・風水

九星気学や風水において、その人・その時期にとって良いエネルギーが働く方角のこと。本命星・月命星・その年の九星の動きをもとに算出する。

引越しや旅行の方角を選ぶ際に用いられることが多い。方位学では「吉方位に動くことで運気が整いやすい」と考えるが、方角の計算方法や解釈は流派によって差がある。

詳しくは九星気学の解説をご覧ください。


宮(きゅう)

読み: きゅう 使われる占術: 西洋占星術(ハウスの別称として)

西洋占星術では「ハウス」の日本語訳として「宮」が使われることがある。12のハウスを「第1宮・第2宮……第12宮」と呼ぶケース。ハウスを参照。


コートカード(Court Cards)

読み: こーとかーど 使われる占術: タロット

タロットの小アルカナ56枚のうち、各スート(ワンド・カップ・ソード・ペンタクルス)に4枚ずつある人物カードの総称。ページ・ナイト・クイーン・キングの16枚を指す。

人物や人格タイプを示すことが多く、リーディングでは実際の人物(自分または周囲の人)を表す場合と、そのキャラクターが示す「状況や姿勢」を表す場合とがある。解釈が難しいカード群の一つとされるが、各カードの元素(エレメント)とランクを組み合わせて読むと整理しやすい。

詳しくはタロット用語の解説をご覧ください。


さ行

サイン(Sign)

読み: さいん 使われる占術: 西洋占星術

西洋占星術における12の星座区分のこと。牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座の12。

「星座(せいざ)」という日本語とほぼ同義で使われるが、厳密には実際の星座の形や位置とは異なる「黄道12区分」のこと。太陽が1年かけて通る黄道を30°ずつに分割した区分であり、実際の星座の大きさとは無関係。

生まれた日に太陽が位置していたサインを「太陽サイン(太陽星座)」、月が位置していたサインを「月サイン(月星座)」と呼ぶ。


三区分(さんくぶん)

読み: さんくぶん 使われる占術: 西洋占星術

12星座を「活動宮(カーディナル)・不動宮(フィックスト)・柔軟宮(ミュータブル)」の3グループに分ける分類。「クオリティ(Quality)」や「モダリティ(Modality)」とも呼ばれる。

各季節の始まり(牡羊・蟹・天秤・山羊)が活動宮で「動き出す・先導する」性質を持つ。季節の真中(牡牛・獅子・蠍・水瓶)が不動宮で「定着させる・持続させる」性質。季節の終わり(双子・乙女・射手・魚)が柔軟宮で「変化に対応する・橋渡しをする」性質とされる。


支配星(しはいせい)

読み: しはいせい 使われる占術: 西洋占星術

各星座を「支配(ルール)する」とされる天体のこと。伝統的な支配星と、近代以降に発見された外惑星による新支配星がある。

星座伝統支配星新支配星(現代)
牡羊座火星
牡牛座金星
双子座水星
蟹座
獅子座太陽
乙女座水星
天秤座金星
蠍座火星冥王星
射手座木星
山羊座土星
水瓶座土星天王星
魚座木星海王星

チャートを読む際、各ハウスの支配星がどこに位置しているかを見ることで、そのハウスが示すテーマがどの方向に展開しやすいかを読み解く。

詳しくは西洋占星術の用語解説をご覧ください。


主星(しゅせい)

読み: しゅせい 使われる占術: 算命学

算命学で使われる用語。命式の中の「日干(にっかん)」——生まれた日の十干——に対応する星のことを指す場合と、10種類の通変星のうち命式の中心となる星を指す場合とがある(流派によって用語の使い方が異なる)。

算命学では日干を「自分自身の本質」とみなし、そこから導かれる主星が性格・才能・社会的な役割を示すとされる。「従星(じゅうせい)」と対になる概念。

主星と従星の違いは後述の「混同しやすいペア」を参照。

詳しくは算命学の解説をご覧ください。


宿命(しゅくめい)

読み: しゅくめい 使われる占術: 算命学

算命学における重要な概念の一つ。生まれながらに持つ「人生の骨格」のこと。算命学では、人は生まれる前から自分の宿命を選んで生まれてきたと考える立場をとる。

宿命は変えられるものではないが、その宿命の中で「どう生きるか」という選択(後天運)の幅は残されているとする。「運命論ではなく、宿命を知ることで自由になる」という逆説的な考え方が算命学の特徴の一つ。

詳しくは算命学の解説をご覧ください。


蔵干(ぞうかん)

読み: ぞうかん 使われる占術: 四柱推命

十二支の内側に「隠れて収まっている」十干のこと。各十二支にはその地支に属する十干が1〜3個あり、これを蔵干と呼ぶ。

たとえば「寅」の蔵干は甲・丙・戊の3つ。表面に出ている十干(天干)に対し、蔵干は「潜在的な性質」や「内面に秘めた力」を示すとされる。命式を精密に読む際に用いられる要素で、通変星の計算にも蔵干が使われる。

詳しくは四柱推命の解説をご覧ください。


スプレッド(Spread)

読み: すぷれっど 使われる占術: タロット

タロットカードを並べる配置パターンのこと。「展開法」とも呼ばれる。カードをどの位置にどの意味で置くかを決める「型」であり、問いの内容や深さに合わせて使い分ける。

代表的なスプレッドには、1枚引きの「ワンオラクル」、3枚で過去・現在・未来を読む「スリーカード」、10枚を使った「ケルト十字(Celtic Cross)」などがある。スプレッドの複雑さは必ずしもリーディングの精度と比例しない。シンプルな配置でも問いが明確なら深い読みができる。

詳しくはタロット用語の解説をご覧ください。


節入り(せつはいり)

読み: せつはいり 使われる占術: 四柱推命・算命学・九星気学など東洋系

四柱推命や九星気学において、月の始まりを示す区切り点。太陽の黄経が特定の度数に達した時点を「節」とし、その日をもって月が切り替わる。

一般的な太陽暦(グレゴリオ暦)の1日始まりとは異なり、節入りは毎年同じ日付にならない(年によって数日ずれる)。四柱推命では、生まれた日が節入り前か後かで「月柱(つきばしら)」が変わるため、正確な命式を出すには節入り時刻まで確認が必要。


た行

天干(てんかん)

読み: てんかん 使われる占術: 四柱推命・算命学

干支の上の字(十干の部分)のこと。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類。「地支(ちし)」と対になる概念。

四柱推命の命式では、年・月・日・時の四柱それぞれに天干と地支が一つずつ配置される。天干は「表面に現れやすい性質」や「外面的な働き」を示し、地支は「内側に潜む性質」を示すとされる。


天中殺(てんちゅうさつ)

読み: てんちゅうさつ 使われる占術: 算命学

算命学における「空亡(くうぼう)」を天中殺と呼ぶ場合がある(体系によって用語が異なる)。生まれた干支によって決まる2つの「十二支が空になる」期間。12年周期で2年間、また12ヶ月周期で2ヶ月間が天中殺にあたる。

算命学では天中殺の期間を「天の恩恵が届きにくい時期」と位置づけ、大きな決断・新規事業・引越しなどを控えるよう伝える流れが多い。ただし「何もしてはいけない」という意味ではなく、「自分の欲よりも他者や社会のために動くと吉」とする解釈も一般的。

六星占術の「大殺界」との違いは後述の「混同しやすいペア」を参照。

詳しくは天中殺の解説をご覧ください。


通変星(つうへんせい)

読み: つうへんせい 使われる占術: 四柱推命

四柱推命において、命式の日干(自分自身を表す十干)と他の天干・地支との関係性を示す10種類の星。比肩・劫財・食神・傷官・偏財・正財・偏官・正官・偏印・印綬の10つ。

たとえば「正官(せいかん)」は社会的なルールへの適応力や責任感を象徴し、「食神(しょくじん)」は表現力・楽しむ力を示す、といった形でそれぞれ意味を持つ。命式内でどの通変星が強く出ているかによって、その人の性格や才能の方向性を読み取る。

詳しくは四柱推命の解説をご覧ください。


十干(じっかん)

読み: じっかん 使われる占術: 四柱推命・算命学・六星占術など東洋系

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素。五行(木・火・土・金・水)それぞれに「陽(兄)」と「陰(弟)」の2種類があり、合わせて10となる。

占術では年・月・日の干支の「上の字」として登場し、それぞれが持つ五行・陰陽の性質が読みの材料になる。たとえば甲(きのえ)は木の陽、癸(みずのと)は水の陰、といった形で分類される。


十二支(じゅうにし)

読み: じゅうにし 使われる占術: 四柱推命・算命学・算命学・九星気学など東洋系全般

子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)の12。干支の「下の字」に相当し、年・月・日の区分に使われる。

動物占いや方位、時刻の区分にも使われるなど、東洋文化の中で広範に用いられてきた。占術では十二支も五行・陰陽で分類され、その性質を読みの材料にする。


十二運星(じゅうにうんせい)

読み: じゅうにうんせい 使われる占術: 四柱推命

長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養の12の状態。人の一生(誕生→成長→老い→死→再生)を12段階に見立て、命式中の各干支の関係性によって導き出す。

十二運星は「その天干・地支のエネルギーが今どの段階にあるか」を示す。たとえば「帝旺(ていおう)」は最も力が強い盛期を、「衰(おとろえ)」は力が落ち始めた段階を示す。この12段階が命式の中でどこに配置されるかで、人生の強弱のパターンを読む。

詳しくは四柱推命の解説をご覧ください。


な行

何星人(なにせいじん)

読み: なにせいじん 使われる占術: 六星占術

六星占術において、自分がどの星に属するかを示す呼び方。土星人・金星人・火星人・天王星人・木星人・水星人の6つに「プラス(陽)」「マイナス(陰)」を加えた計12区分がある。

生年月日をもとに計算し、どの星人かが決まる。六星占術の鑑定ではまず「何星人か」を確認し、その星人の現在の運気(大殺界かどうかなど)を見ていく。

詳しくは六星占術の解説をご覧ください。


ネイタルチャート(Natal Chart)

読み: ねいたるちゃーと 使われる占術: 西洋占星術

出生時刻・出生地をもとに作成された、その人固有のホロスコープのこと。「出生図」「バースチャート」とも呼ばれる。

トランジット(現在の天体の動き)やプログレス(予測図)と区別するために「ネイタル(natal=出生の)」という形容詞をつけて呼ぶ。西洋占星術の読みの基本となる図で、12のハウスと天体の配置が1枚の円形図に凝縮されている。


年運(ねんうん)

読み: ねんうん 使われる占術: 四柱推命・算命学

1年単位の運気の流れのこと。その年の干支と自分の命式を重ね合わせて読む。大運(10年周期)の大きな流れの中で、年運がどう作用するかを見ることで、より具体的な時期を絞り込む際に使われる。


は行

バーナム効果(Barnum Effect)

読み: ばーなむこうか 使われる占術: 占い全般を考察する上での心理学用語

1956年に心理学者バートラム・フォア(Bertram Forer)が発表した研究が起源。「誰にでも当てはまる曖昧な記述を、自分だけに当てはまると感じてしまう」心理的傾向のこと。サーカス興行師のP.T.バーナムの名から「バーナム効果」と呼ばれるようになった。

占いの文脈では、批判的な立場から「占いが当たるように感じるのはバーナム効果によるものだ」という説明に使われることがある。一方、占いを活用する立場では「バーナム効果を理解した上で、占いを自己理解のヒントとして使う」という整理をすることが多い。

占いの「なぜ当たると感じるのか」を考える上で知っておくと役立つ概念。

詳しくはバーナム効果と占いの関係をご覧ください。


ハウス(House)

読み: はうす 使われる占術: 西洋占星術

ホロスコープを12分割した「部屋」のこと。各ハウスが人生のどのテーマを示すかは以下の通り。

ハウス示すテーマ
第1自己・外見・第一印象
第2所有・お金・価値観
第3コミュニケーション・兄弟・短距離移動
第4家庭・ルーツ・土台
第5創造・恋愛・楽しみ
第6仕事・健康・日常
第7パートナーシップ・対人関係
第8変容・遺産・深層心理
第9哲学・海外・高等教育
第10キャリア・社会的地位
第11友人・コミュニティ・理想
第12潜在意識・隠れたもの・手放し

どの天体がどのハウスに入っているかを読むことで、そのテーマへの関わり方の傾向を見る。

詳しくは西洋占星術の用語解説をご覧ください。


ホロスコープ(Horoscope)

読み: ほろすこーぷ 使われる占術: 西洋占星術

出生時刻と出生地をもとに、その瞬間の天体(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星など)の位置を円形の図に描いたもの。「天体図」「星図」「チャート」とも呼ばれる。

ホロスコープという言葉は一般に「星座占い」の意味で使われることもあるが、専門的には「特定の時刻・場所の天体配置図」を指す。日常的に目にする「〇〇座の今週の運勢」は、厳密には太陽サインによる簡易的な占いであり、個人のホロスコープとは異なる。


本命星(ほんめいせい)

読み: ほんめいせい 使われる占術: 九星気学

生まれた年をもとに決まる、九星気学における自分の基本の星。一白〜九紫の9つのうちどれかが本命星となる。

九星気学では本命星の性質が「その人の根本的な気質」を示し、吉方位や凶方位の計算にも使われる。「月命星(月命星)」はさらに生まれた月によって決まる2つ目の星で、本命星とセットで読む。

本命星と月命星の違いは後述の「混同しやすいペア」を参照。

詳しくは九星気学の解説をご覧ください。


紋章(もんしょう)

読み: もんしょう 使われる占術: マヤ暦

マヤ暦(ツォルキン暦)において、生年月日から導かれる「太陽の紋章(太陽のサイン)」のこと。赤い竜・白い風・青い夜など20種類の紋章があり、それぞれが異なる性質・テーマ・守護する動植物を持つ。

マヤ暦占いでは「太陽の紋章」と「ウェイブスペル(紋章の属するグループ)」「KIN(キン)ナンバー」を組み合わせてその人の本質や使命を読む。


ま行

マスカケ線(ますかけせん)

読み: ますかけせん 使われる占術: 手相

手相の用語で、感情線と頭脳線が一本に融合して手のひらを横断している状態。医学的には「単一屈曲皺(たんいつくっきょしわ)」と呼ばれ、人口のおよそ2〜3%に見られるとされる。

手相では「強運の持ち主」「一点集中型の強い意志」などとして知られることが多い。ただし手相の読み方は流派によって異なり、「強い意志の半面、頑固になりやすい」と解釈するケースもある。

詳しくは手相の解説をご覧ください。


マスターナンバー(Master Number)

読み: ますたーなんばー 使われる占術: 数秘術

数秘術において、11・22・33(流派によっては44なども)を「還元しないまま扱う特別な数字」とする概念。数秘術では通常、複数桁の数を1桁になるまで足し合わせるが、これらの数はそのまま保持して読む流派がある。

マスターナンバーを持つとされる人は「特別なミッションや潜在力がある」とされることが多いが、これは特定の流派のフレームワークであり、すべての数秘術体系がマスターナンバーを採用しているわけではない。流派によって扱い方が異なる点に注意。

詳しくは数秘術・ライフパスナンバーの解説をご覧ください。


命式(めいしき)

読み: めいしき 使われる占術: 四柱推命・算命学

四柱推命や算命学において、生年月日(と出生時間)から導いた干支を表に整理したもの。年柱・月柱・日柱・時柱の4つの柱(四柱)に、それぞれ天干と地支が入った計8文字(四柱八字)が基本形。

命式は占いの「設計図」にあたる。この設計図から通変星・十二運星・蔵干・空亡などを読み取り、その人の性格・才能・人生の流れを分析していく。

詳しくは四柱推命の解説をご覧ください。


月星座(つきざ)

読み: つきざ 使われる占術: 西洋占星術

出生時に月が位置していた星座(サイン)のこと。「月サイン」とも呼ばれる。

太陽星座が「社会的な自己・意識的な自分」を示すのに対し、月星座は「感情の習慣・安心感のパターン・無意識の反応」を示すとされる。月は約2.5日に1つのサインを移動するため、同じ誕生日でも生まれた時間帯によって月星座が異なる場合がある。

「太陽と月星座が調和しているかどうか」は、アスペクトを読む際の重要なポイントの一つ。


や行

易(えき)

読み: えき 使われる占術: 易占い(卜術)

中国最古の占い体系の一つ。陰爻(いんこう・破線)と陽爻(ようこう・実線)を3本組み合わせた「卦(け)」が8つあり(八卦)、それを2つ重ねた「六十四卦」によって状況を読む。

易は「変化(易)の法則を読む」という哲学が背景にある。古くは『易経(えききょう)』として儒教の経典に数えられ、単なる占いを超えた思想体系として東アジア文化に広く影響を与えてきた。

現代では算木(さんき)や硬貨を使う簡易的な易占いも広まっている。


四区分(よんくぶん)

読み: よんくぶん 使われる占術: 西洋占星術

12星座を「火・地・風・水」の4つのエレメントに分ける分類。「エレメント」の項目も参照。

牡羊・獅子・射手が火のエレメント、牡牛・乙女・山羊が地のエレメント、双子・天秤・水瓶が風のエレメント、蟹・蠍・魚が水のエレメント。

エレメントは「その星座が世界に働きかける基本的なエネルギーの性質」を示す。


ら行

ライフパスナンバー(Life Path Number)

読み: らいふぱすなんばー 使われる占術: 数秘術

数秘術における中心的な数字。生年月日の各桁をすべて足し合わせ、1桁になるまで還元した数。「運命数(うんめいすう)」と呼ぶ体系もある。

たとえば1990年3月15日生まれの場合、1+9+9+0+3+1+5=28、2+8=10、1+0=1 となり、ライフパスナンバーは「1」。ただし計算方法は流派によって異なる場合があるため、複数のサイトで違う数が出ることもある。

ライフパスナンバーはその人の「人生の使命・進む道の傾向」を示すとされ、1〜9(およびマスターナンバー)それぞれに異なる意味がある。

詳しくは数秘術・ライフパスナンバーの解説をご覧ください。


逆位置(ぎゃくいち)

読み: ぎゃくいち 使われる占術: タロット

タロットカードが逆さまに出た状態のこと。「リバーサル」とも呼ばれる。

逆位置の解釈は占い師や流派によって大きく異なる。「正位置の意味が弱まる」「正位置と反対の意味になる」「内側に向いたエネルギー」「ブロックや遅延」など、複数のアプローチがある。逆位置を使わないリーディングスタイルも存在する。

タロットリーディングを学ぶ際は、まず逆位置なしで78枚の基本的な意味を掴んでからの方が整理しやすいという意見が多い。

詳しくはタロット用語の解説をご覧ください。


六十干支(ろくじっかんし)

読み: ろくじっかんし 使われる占術: 四柱推命・算命学など東洋系

十干(10)と十二支(12)を順番に組み合わせた60通りの干支。甲子(きのえね)から始まり癸亥(みずのとい)で終わる60の組み合わせが一巡する。「六十甲子(ろくじっかっし)」とも呼ぶ。

60年で一巡するため、60歳の誕生日を「還暦(かんれき)」と呼ぶ慣習が生まれた(干支が生まれた年に戻るため、赤ちゃんに戻るという意味で赤いちゃんちゃんこを着る)。四柱推命の命式で「空亡」を計算する際の基礎にもなる。


わ行

ワンオラクル(One Oracle)

読み: わんおらくる 使われる占術: タロット

タロットで1枚だけカードを引くシンプルな展開法。「今日のカード」「今の自分へのメッセージ」として毎日1枚引く使い方が多い。

複雑なスプレッドと比べてシンプルだが、1枚に集中して読むことで深いインサイトが得られることも多い。タロット初心者がリーディングに慣れるための第一歩としても使いやすい。


混同しやすいペア|似た用語を整理する

占術を学ぶ中で特に混乱しやすい用語のペアをまとめた。

空亡 vs 天中殺

この2つは「同じ概念の別名」として扱われることも多いが、厳密には体系が異なる。

「空亡(くうぼう)」は四柱推命の用語で、命式上で干支の組み合わせに入れない余りの十二支を指す。四柱推命では空亡を「ある種の虚(うつ)」として読む。

「天中殺(てんちゅうさつ)」は算命学の用語として普及している。算命学では同じ「干支が空になる期間」を天中殺と呼び、「天の恩恵が届かない期間」「現実的な行動より精神的なことに向く時期」と位置づける。

どちらも「12年サイクルで2年間、12ヶ月サイクルで2ヶ月間」という構造は共通している。現代では「天中殺」という言葉の方が一般に広まっているが、四柱推命の書籍では「空亡」と記載されることが多い。

大殺界 vs 天中殺

この2つは別の占術体系から来た、完全に異なる概念。

「大殺界」は六星占術(細木数子氏が体系化)の用語で、12年周期のうちの「停止・減退・乱気」の3年間を指す。

「天中殺」は算命学の用語で、12年サイクルのうちの2年間(または12ヶ月のうちの2ヶ月)を指す。

使う占術が異なるため、期間の長さも計算方法も違う。「大殺界と天中殺が重なっている」という言い方は、本来は異なる体系の用語を混在させた表現になる。

主星 vs 従星

どちらも算命学で使われる用語。命式を読む際に登場するが、役割が異なる。

「主星(しゅせい)」は命式の中心にある日干(自分自身)から導かれる星で、「才能・資質・社会での役割」を示す。

「従星(じゅうせい)」は主星を補完する形で存在し、「行動パターン・現実での動き方」を示すとされる。

算命学では主星が「内なる本質」、従星が「外に出るエネルギーの動き」として読まれることが多い。

詳しくは算命学の解説をご覧ください。

本命星 vs 月命星

どちらも九星気学で使う星だが、決まり方が異なる。

「本命星(ほんめいせい)」は生まれた年によって決まる。九星気学の基本となる星で、その人の根本的な気質や吉方位の計算に使われる。

「月命星(つきめいせい)」は生まれた月によって決まる。本命星と組み合わせることで、より細かい性格や対人関係のパターンを読む。

「自分の星はどれ?」という場合は本命星を指していることが多く、月命星はそれを補足する形で使われる。

詳しくは九星気学の解説をご覧ください。

ネイタル vs トランジット

どちらも西洋占星術で使われる。

「ネイタル(Natal)」は出生時の天体配置図。変わらない「その人の設計図」。

「トランジット(Transit)」は現在進行中の天体の動き。ネイタルチャートと重ね合わせることで、「今この時期にどんなエネルギーが働いているか」を読む。

ネイタルが「持って生まれた素材」で、トランジットが「今の環境・気候」というイメージ。


よくある質問

占術によって使う用語がまったく違うのはなぜですか?

それぞれの占術が、異なる文化・時代・思想を背景に発展したからです。四柱推命や算命学は中国の陰陽五行思想を、西洋占星術はギリシャ・ローマの天体観測を、タロットは中世ヨーロッパのカード文化を起源とします。それぞれが独立した体系として発展してきたため、用語も読み方も異なります。逆に言えば、それぞれの用語が生まれた背景を知ることが、占術を深く理解する近道でもあります。

「空亡」「天中殺」「大殺界」はどれが一番影響が大きいですか?

これらは別々の占術体系が使う用語なので、「どれが一番」という比較はできません。四柱推命や算命学を使うなら空亡・天中殺の概念が関係し、六星占術を使うなら大殺界の概念が関係します。自分がどの占術を参考にしているかによって、参照する概念が変わります。また、どの概念も「悪い期間」を断定するものではなく、準備・内省・蓄積に向く時期として活用するのが一般的な使い方です。

タロットの「大アルカナ」と「小アルカナ」はどちらを使えばいいですか?

どちらか一方が優れているわけではなく、それぞれ得意な読み方があります。大アルカナは22枚で人生の大きなテーマを扱うため、初心者が学び始めるのに向いています。小アルカナ56枚は日常の具体的な状況や人間関係を細かく読むために使います。慣れてきたら両方を使う78枚フルデッキのリーディングに移行するのが自然な流れです。

ライフパスナンバーの計算方法はどのサイトを見ても異なります。どれが正しいですか?

数秘術は体系が統一されていないため、流派によって計算方法が異なります。主な違いは「途中でマスターナンバー(11・22)が出た場合にそこで止めるかどうか」と「年・月・日をそれぞれ足し合わせてから合算するか、すべての数字を一列に並べて足すか」の2点です。どの計算方法が「正しい」かは一概に言えません。同じ流派の中で一貫した方法を使うことが大切です。

「ホロスコープ」と「星座占い」は同じですか?

厳密には異なります。「ホロスコープ」は出生時刻・出生地から計算した個人の天体配置図を指します。一方、雑誌やWebで見る「星座占い(太陽サイン占い)」は、生まれた日の太陽の位置(太陽星座)だけを使った簡易的な占いです。太陽星座は12グループに分けられるため、同じ星座の人には同じ鑑定内容になります。個人の出生時刻・場所を使った本格的なホロスコープ読みとは、情報量も精度も異なります。


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