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算命学

算命学から見る厄年|天中殺との違いと本当の意味

VEIL編集部 監修

この記事のポイント

算命学の天中殺と神道の厄年は別物です。それぞれの意味・由来・対処法の違いをわかりやすく解説。「厄年と天中殺が重なったら?」という疑問にも答えます。

「厄年に天中殺も重なっている」という話を聞くと、「この年は本当に気をつけなければ」と不安になる方もいます。ただ、厄年と天中殺は由来も意味もまったく異なるものであり、単純に「2つの悪いものが重なった」という読み方は正確ではありません。

この記事では、神道の厄年と算命学の天中殺のそれぞれの意味と由来を整理し、両者が重なる年をどう過ごすかをお伝えします。

厄年とは:神道・陰陽道の概念

厄年は日本の神道・陰陽道を起源とする概念で、特定の年齢が「身体的・社会的に変化が大きく、不調が出やすい節目の年齢」とされてきたものです。

現代で一般的な厄年の年齢は次の通りです(数え年)。

性別前厄本厄後厄
男性24歳・41歳25歳・42歳・61歳26歳・43歳・62歳
女性18歳・32歳・36歳19歳・33歳・37歳20歳・34歳・38歳

これらの年齢は「大厄」と呼ばれ、特に男性42歳・女性33歳が注意される年齢とされています。

厄年の対処法として一般的なのは神社やお寺での厄払い・厄除けです。厄年の意味は「悪いことが起こる予言」ではなく、「節目の年だから心身を丁寧に整えましょう」という人生の区切りの知恵です。

天中殺とは:算命学の時間軸の概念

天中殺は算命学の時間概念であり、12年周期で2年間訪れる「エネルギーが揺れやすい時期」です。厄年のように年齢で決まるのではなく、自分の生年月日から計算した「命式の空亡(くうぼう)」として割り出します。

天中殺のタイプは全部で6種類あり(子丑天中殺・寅卯天中殺・辰巳天中殺・午未天中殺・申酉天中殺・戌亥天中殺)、同じ年でも人によって天中殺かどうかが変わります。

天中殺は「悪い時期」ではなく、「外に向かうエネルギーが内側に向かう時期」と理解するのが現代的な解釈です。新しいことより既存のことを丁寧に続ける、じっくり内省する、次の大運に向けて準備するという使い方が向いています。

厄年と天中殺の違い

2つの概念は全く別の体系から来ています。

項目厄年天中殺
起源神道・陰陽道算命学(東洋の陰陽五行思想)
計算方法年齢(数え年)で決まる生年月日の命式で決まる
周期特定の年齢12年に2年(12ヶ月に2ヶ月)
対処法神社・お寺での厄払い内省・準備・新規事項を控える
誰が来るか同じ年齢の人全員命式のタイプによって個別に異なる

最大の違いは「誰に当てはまるか」です。厄年は同じ年齢の人が全員該当しますが、天中殺は命式によって個人差があります。

厄年と天中殺が重なったら

厄年と天中殺が同じ年に重なることはあります。この場合、「2つの大変な時期が重なった」という解釈より、「人生の節目エネルギーが重なっている年」という読み方の方が建設的です。

どちらも「変化が大きく、身体・環境が揺れやすい時期」を示しているという共通点があります。そのため、重なった年はより意識的に次のことを実践するのが賢明です。

  • 無理な新規事業・転職・引越しは少し慎重に
  • 定期健診・体のケアを丁寧に
  • 神社での厄払いを行い、気持ちのリセットをする
  • 大運や年運の流れを確認し、「今年は何を整える年か」を意識する

ただし、これらは「やってはいけないことのリスト」ではなく、「より丁寧に動く意識を持つ」という程度の活用法です。厄年や天中殺を過度に恐れることは、算命学でも神道の厄年観でも本来の意図ではありません。

両方が重ならない年でも「節目」はある

逆に言えば、厄年でも天中殺でもない年であっても、大運の切り替えや年運の変化によって節目のタイミングが来ることはあります。

算命学の視点では、厄年のような「年齢で決まる節目」より「命式から読む個人の節目」の方がより精度高く自分の状況を反映すると考えます。

よくある質問

厄払いをすれば天中殺の影響も消えますか?

厄払いは神道の儀式で、天中殺は算命学の概念です。異なる体系のため、厄払いが天中殺の影響に直接作用するとは言えません。ただし、厄払いによって「気持ちを整える・節目を意識する」という心理的な効果は、天中殺の過ごし方としても有益です。

男性42歳の大厄の年に天中殺が重なっています。特別に注意が必要ですか?

算命学の視点では、天中殺中の節目の年として「内省と準備を丁寧に行う年」と捉えることができます。大厄の年であることを機に健康管理や生活の見直しを行うこと自体は良いことです。ただし必要以上に不安になる必要はありません。

後厄まで3年続く厄年と天中殺の2年はどう考えればいいですか?

厄年は前厄・本厄・後厄の3年間、天中殺は2年間で、期間が重なる部分と重ならない部分が出ることも多いです。本厄と天中殺が重なる年はより丁寧に、後厄に入って天中殺が明けた年は少し緩やかになると読むことができます。

算命学の先生に「最悪の年だ」と言われて不安です。

「最悪の年」という表現は算命学の本来の使い方としては不正確です。どの時期も「その時期のテーマ」があり、テーマに沿った過ごし方をすることで開運に向かいます。不安にさせる読み方には少し距離を置き、「今の時期に向いていることは何か」を聞いてみてください。

天中殺も厄年でもないのに不運続きです。どうすれば?

算命学の時間軸は大運・年運・天中殺だけでなく、月運の変化もあります。また大運の「特定のテーマが重なる時期」が不調として感じられることもあります。命式全体を確認することで、現在の状況の読み解き方が変わることがあります。

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