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算命学

天中殺の計算方法|生年月日から6種を判定する全手順

VEIL編集部 監修

この記事のポイント

天中殺の計算方法を手順ごとに解説。生年月日から日干を割り出し、六十花甲子表で旬を特定して6種の天中殺(子丑・寅卯・辰巳・午未・申酉・戌亥)を判定する全工程をわかりやすくまとめた。

天中殺を調べたいのに、計算方法がわからなくて困っている人は多い。算命学の命式計算は独特の体系を持ち、単純に生年月日を足し引きするだけでは出てこない。

この記事では、「日干(にっかん)を割り出す」→「旬(じゅん)を特定する」→「天中殺の種類を判定する」という3ステップで、誰でも自分の天中殺を確認できるよう手順をまとめた。計算の原理を理解しておくことで、ツールに頼らずとも自分でチェックできるようになる。

天中殺の計算に必要な基礎知識

六十花甲子とは

算命学は「干支(かんし)」の体系で時間を記録する。干支は「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」を組み合わせたもので、60通りの組み合わせが一周する。これを「六十花甲子(ろくじっかっし)」と呼ぶ。

十干は以下の10種。 甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)

十二支は以下の12種。 子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)

十干10種×十二支12種=120通りに見えるが、実際には偶数の十干(陽干:甲・丙・戊・庚・壬)と偶数の十二支(陽支:子・寅・辰・午・申・戌)が対応し、奇数同士が対応するため60通りになる。

旬とは

60通りの干支を10個ずつ6グループに分けたものを「旬(じゅん)」と呼ぶ。1旬には十二支のうち10支が使われ、残る2支が「空亡(くうぼう)=天中殺」になる。

旬名十干の範囲使う十二支天中殺(空亡)
甲子旬甲子〜癸酉子〜酉(10支)戌・亥
甲戌旬甲戌〜癸未戌〜未(10支)申・酉
甲申旬甲申〜癸巳申〜巳(10支)午・未
甲午旬甲午〜癸卯午〜卯(10支)辰・巳
甲辰旬甲辰〜癸丑辰〜丑(10支)寅・卯
甲寅旬甲寅〜癸亥寅〜亥(10支)子・丑

ステップ1:日干を割り出す

天中殺を計算するための最初の作業は「日干」を特定すること。日干は命式の「日柱」の天干(十干)で、その人の本質的な気質を表すとされる最重要要素だ。

日干を求める方法

日干の計算には万年暦(または干支暦)が必要になる。手計算の場合は以下の手順を踏む。

Step 1-1: 生年月日を西暦で確認する

1985年(昭和60年)4月15日生まれを例に使う。

Step 1-2: 基準となる干支を確認する

算命学では1900年1月1日の日干が「庚辰(かのえたつ)」であることを基点にする。この基点から生年月日までの日数を数え、60で割った余りを元の干支番号に加算することで日干を導く。

手計算は複雑になるため、実用的には以下の表で代表的な生年のおおよその日干を把握しておく方法が使われることが多い。

日干の簡易早見表(年・月の目安)

日干は同じ年でも生まれた月・日によって異なる。以下は年干と月干の組み合わせを参考に日干を絞り込むための補助的な表だ(あくまで目安であり、正確な日干は生年月日の日数計算が必要)。

生まれた年の末尾年干の目安
4・甲年(1984, 1994, 2004など)
5・乙年(1985, 1995, 2005など)
6・丙年(1986, 1996, 2006など)
7・丁年(1987, 1997, 2007など)
8・戊年(1988, 1998, 2008など)
9・己年(1989, 1999, 2009など)
0・庚年(1990, 2000, 2010など)
1・辛年(1991, 2001, 2011など)
2・壬年(1992, 2002, 2012など)
3・癸年(1993, 2003, 2013など)

重要: 上記は年干(その年の十干)であり、日干とは別物だ。日干の正確な計算には、年干から月干を割り出し、月干から日干を割り出すという連鎖的な計算が必要。現代では算命学とは|無料で主星を自動計算のツールで日干(=主星の元になる干)を確認するのが最も確実だ。

ステップ2:六十花甲子表で日干の旬を確認する

日干がわかったら、次にその日干が「六十花甲子のどの旬に入るか」を確認する。

日干が「甲(きのえ)」「乙(きのと)」のどちらかに当てはまる旬は2種類(甲子旬と甲午旬の2パターン)あるが、「旬の先頭(甲)の十二支」と「その日の干支の十二支」を照合することで、どちらの旬に属するかがわかる。

日干から旬を特定する早見表

日干属する旬天中殺
甲・乙(甲子〜癸酉の範囲)甲子旬戌・亥
甲・乙(甲戌〜癸未の範囲)甲戌旬申・酉
丙・丁(甲申〜癸巳の範囲)甲申旬午・未
丙・丁(甲午〜癸卯の範囲)甲午旬辰・巳
戊・己(甲辰〜癸丑の範囲)甲辰旬寅・卯
戊・己(甲寅〜癸亥の範囲)甲寅旬子・丑
庚・辛(甲子〜癸酉の範囲)甲子旬戌・亥
庚・辛(甲戌〜癸未の範囲)甲戌旬申・酉
壬・癸(甲申〜癸巳の範囲)甲申旬午・未
壬・癸(甲午〜癸卯の範囲)甲午旬辰・巳

実際の判定では、「日の干支(日柱)」を六十花甲子の60種から探し、その日柱が属する旬を確認するのが正確だ。

ステップ3:天中殺の種類を確定する

ステップ2で旬が特定できれば、天中殺の種類が決まる。

天中殺の種類
甲子旬(甲・乙が子〜酉の範囲)戌亥天中殺
甲戌旬(甲・乙が戌〜未の範囲)申酉天中殺
甲申旬(丙・丁が申〜巳の範囲)午未天中殺
甲午旬(丙・丁が午〜卯の範囲)辰巳天中殺
甲辰旬(戊・己が辰〜丑の範囲)寅卯天中殺
甲寅旬(戊・己が寅〜亥の範囲)子丑天中殺

これで自分の持って生まれた天中殺の種類(本命天中殺)がわかる。

年運天中殺の訪れる年を確認する

本命天中殺の種類がわかったら、次に「年運天中殺が訪れる年」を確認しよう。

年運天中殺は、天中殺にあたる十二支の年に訪れる。12年に一度、2年間続く。

天中殺の種類年運天中殺が訪れる年(十二支)
子丑天中殺子年・丑年
寅卯天中殺寅年・卯年
辰巳天中殺辰年・巳年
午未天中殺午年・未年
申酉天中殺申年・酉年
戌亥天中殺戌年・亥年

2026年は「午年」にあたる(丙午)。午未天中殺の人にとって2026年は年運天中殺の1年目になる。

今後10年の天中殺年早見表

西暦十二支天中殺期にあたる人
2026年午未天中殺
2027年午未天中殺
2028年申酉天中殺
2029年申酉天中殺
2030年戌亥天中殺
2031年戌亥天中殺
2032年子丑天中殺
2033年子丑天中殺
2034年寅卯天中殺
2035年寅卯天中殺

手計算が難しい場合の対処

六十花甲子の計算は、算命学の学習者でも最初は混乱しやすい。手計算よりも、信頼できるツールや資料を活用する方が正確で実用的だ。

おすすめの方法:

  1. 算命学とは|無料で主星を自動計算で日干(主星)を確認する
  2. 日干の十干がわかれば、上記の早見表で天中殺の種類を絞り込む
  3. 旬の範囲の確認は万年暦(紙の干支暦または信頼できる計算サイト)を使う

プロの算命学師に鑑定を依頼する場合は、命式全体(年柱・月柱・日柱・時柱)を生年月日時から正確に算出して読み解いてくれる。より詳細な鑑定が必要な場合は専門家への相談も選択肢に入れてほしい。

よくある質問

誕生時刻がわからない場合でも天中殺を計算できますか?

天中殺(本命天中殺)の判定には日柱の日干が必要で、日干は生年月日がわかれば計算できます。時刻は「時柱」の計算に必要ですが、天中殺の判定だけなら日付(生年月日)があれば算出できます。ただし算命学の完全な命式(時柱まで含む)を読み解くには出生時刻があると精度が上がります。

旧暦で生年月日を入力する必要がありますか?

算命学では基本的に「節入り(せつにり)」を基準にした暦を使います。これは太陽暦(新暦)でも旧暦(太陰暦)でもなく、二十四節気を基準にした節月暦です。現代の算命学ツールはこの変換を自動で行うため、生年月日は通常の西暦(新暦)で入力して問題ありません。ただし、節入り日の前後に生まれた場合は月柱の計算に注意が必要で、ツールによって処理が異なる場合があります。

天中殺は生まれた時刻で変わりますか?

天中殺の判定基準は日干(日柱の天干)であるため、基本的に生まれた時刻では変わりません。ただし、節入りの境界日(その日の節入り時刻の前後で月が変わる日)に生まれた場合は、月柱が変わる可能性があり、それに伴って日柱も影響を受けるケースがあります。誕生日が節入り日にあたる場合は、出生時刻も考慮した計算が必要です。

天中殺の計算に信頼できるツールはありますか?

算命学専門の計算ツールは複数ありますが、使用するツールによって計算ロジックが異なる場合があります。VEILでは算命学とは|無料で主星を自動計算で日干(主星)を確認できます。天中殺の種類については、日干がわかれば本記事の早見表で判定できます。

月運の天中殺はどう計算しますか?

月運の天中殺は、天中殺にあたる十二支の月に訪れます。たとえば戌亥天中殺の人なら、戌月(10月〜11月頃)と亥月(11月〜12月頃)が月運天中殺の時期です。ただし算命学における「月」は太陽暦の月ではなく、節入りを基準にした「節月」で区切るため、カレンダーの月と約半月ずれます。月運の天中殺の影響は年運より弱いとされます。

家族全員が同じ天中殺の種類になることはありますか?

天中殺の種類は日干から決まるため、同じ日に生まれた人(双子など)は同じ天中殺になります。親子や兄弟で同じ天中殺になることもあります。算命学では同じ天中殺を持つ家族は「天中殺の時期を共有する」とされ、その時期に家族全体で内省・充電を意識することが伝統的にすすめられています。

次のステップ

天中殺の計算方法がわかったら、次は6種それぞれの特徴と過ごし方を理解しておくと活用の幅が広がる。

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