この記事のポイント
算命学の命式の見方を初心者向けにわかりやすく解説。陰占の干支表記・陽占の人体星図・大運の切り替えという3つのポイントを中心に、命式を読み解くための入門知識を整理します。
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算命学の命式を初めて見た人のほとんどが「何が書いてあるのかわからない」という印象を持ちます。数字ではなく漢字(干支)が並んでいて、表の構造が何を意味するのかが見えにくいからです。
この記事では、命式の見方で初心者がつまずく3つのポイントを整理し、「命式を出したら何を最初に確認すればいいか」を具体的に説明します。
命式を出してみる
まず自分の命式を用意してください。算命学 無料|主星10種の自動計算に生年月日を入力すると命式が表示されます。命式が手元にある状態で以下を読むと、理解が格段に進みます。
初心者がつまずく壁1:陰占の干支表記
命式を見ると最初に「甲子」「乙丑」のような漢字の組み合わせが並びます。これが「陰占(いんせん)」と呼ばれる、十干十二支による命式の表記です。
陰占の基本構造
命式は「年柱・月柱・日柱」の3つの柱から構成されます(一部の算命学では時柱も使いますが、算命学の主流では年・月・日の3柱が基本です)。
| 柱 | 内容 |
|---|---|
| 年柱 | 生まれた年の干支。社会運・祖父母との縁などを示す |
| 月柱 | 生まれた月の干支。仕事・親との縁・社会的な役割を示す |
| 日柱 | 生まれた日の干支。本人の本質・配偶者との縁を示す |
日柱の天干(上の漢字)が「日干」と呼ばれ、この日干から「主星」が導かれます。命式の中心となる最も重要な情報です。
陰占でよく見る漢字
十干(天干):甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸(10種類)
十二支(地支):子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥(12種類)
この20文字が算命学の「アルファベット」です。ここから逃げずに覚えることが、命式を読めるようになる近道です。
初心者がつまずく壁2:陽占の人体星図
陰占が干支による命式表記であるのに対し、「陽占(ようせん)」は人体に見立てた星の配置図です。命式ツールで出てくる「星が並んだ図」がこれです。
人体星図の5つのポジション
| 位置 | 示すテーマ |
|---|---|
| 頭(日干の天干から出た星) | 社会・外に出たエネルギー |
| 胸(月干の天干から出た星) | 仕事・社会的な自分 |
| 腹(日干から直接出た主星) | 本質・自分の核 |
| 右手(年干の天干から出た星) | 父・目上との縁 |
| 左手(月支の地支から出た星) | 母・家庭との縁 |
腹に位置する「主星」が命式の中心で、その人の本質的なエネルギーを示します。
主星10種類の対応
| 主星 | 日干 | 五行 |
|---|---|---|
| 貫索星 | 甲 | 木の陽 |
| 石門星 | 乙 | 木の陰 |
| 鳳閣星 | 丙 | 火の陽 |
| 調舒星 | 丁 | 火の陰 |
| 禄存星 | 戊 | 土の陽 |
| 司禄星 | 己 | 土の陰 |
| 車騎星 | 庚 | 金の陽 |
| 牽牛星 | 辛 | 金の陰 |
| 龍高星 | 壬 | 水の陽 |
| 玉堂星 | 癸 | 水の陰 |
人体星図では主星だけでなく、他のポジションの星(従星)も読みます。右手・左手に何の星があるかで「どういう形で社会や家庭と関わるか」が見えてきます。
初心者がつまずく壁3:大運の切り替え
命式(静的な情報)が読めるようになった次の段階が「大運(だいうん)」の読み方です。大運は10年ごとに切り替わる「人生の流れ」を示す時間軸で、命式の静的な情報に動的な時間の視点を加えます。
大運の基本的な仕組み
- 生年月日と性別から、大運の切り替え年が計算される
- 大運は10年ごとに干支が切り替わる
- 現在どの大運期にいるかによって、年運や天中殺の影響が変わる
初心者がつまずきやすいのは「大運の干支をどう読むか」という部分です。大運の干支が自分の主星(日干)と相生(たすけ合う)か相克(打ち消し合う)かを確認することが第一歩です。
相生と相克の基本
- 相生(木→火→土→金→水→木):たすけ合う流れ。動きやすい・充実感が出やすい
- 相克(木→土・土→水・水→火・火→金・金→木):打ち消し合う流れ。摩擦が出やすい・内省が必要な時期
ただしこれは大まかな目安であり、命式全体と大運の干支の詳しい関係は複雑です。「大運が相克でも、命式の弱い部分を補う働きをする場合がある」など、単純な善悪判断には収まらない部分が算命学の奥深さです。
命式を読む際の心構え
命式を初めて出したとき、「自分の弱い部分」が目に入ると不安になることがあります。算命学の命式に「良い命式」「悪い命式」の区別はありません。どの星がどのポジションにあっても、それぞれに活かし方と向き合い方があります。
算命学の本来の目的は「自分の傾向を知って、より自分らしく生きること」です。命式を読む際は「この命式は自分にどんな強みをもたらしているか」という視点を持ち続けてください。
詳しく学びたい方は算命学を独学で学ぶ方法と算命学の本おすすめ7冊も参考にしてみてください。
よくある質問
命式に同じ星が2つ以上ある場合はどういう意味ですか?
同じ星が複数のポジションに出ている場合、その星のテーマがより強く出る命式とされます。たとえば貫索星が2箇所に出ていれば「自立・独立のエネルギーが特に強い」と読まれます。ただし同じ星が多いということは、その星が示す「短所」も出やすいということでもあります。
空白のポジションがある場合はどういう意味ですか?
人体星図で星が入らないポジションがある場合、「そのポジションのテーマが希薄」という読み方もありますが、「空白自体が特性」という解釈もあります。空白イコール欠落ではなく、「そのテーマへの依存度が低い」という見方もあります。
主星と日常の自分が全然違います。なぜですか?
主星は「本質的な素質」を示しますが、生育環境・経験・意識によって、主星と異なる性格が育つことはよくあります。「主星と今の自分が違う」という感覚は、その星の特性がまだ十分に使えていない可能性を示すこともあります。主星のキーワードを意識的に取り入れてみると、変化を感じる方もいます。
命式は生まれた時間も必要ですか?
算命学の主流(高尾義政氏の系統)では、生年月日のみで命式を作ります。生まれた時間は使いません。四柱推命では生まれた時間も使いますが、これは別の体系です。
命式を自分で計算するにはどうすればいいですか?
十干十二支の対照表と「干支暦」が必要です。ただし手計算は複雑なため、最初は算命学 無料|主星10種の自動計算のようなツールを使い、出てきた結果を読み解く練習から始めることをお勧めします。
命式の意味をもっと深く知りたい場合はどこを読めばいいですか?
算命学を独学で学ぶ方法のステップに沿って進むことと、算命学の本おすすめ7冊で紹介している書籍を読むことをお勧めします。また、算命学の専門家に命式を一度見てもらうと、独学の理解が一段深まります。
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