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お賽銭の金額で迷ったときに読む完全ガイド。5円・15円・25円など縁起の良い金額一覧、10円・500円などNGとされる金額、神社とお寺の違い、お賽銭の正しい入れ方まで紹介します。
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お賽銭は5円(ご縁)がもっとも一般的ですが、実は金額によってさまざまな縁起担ぎの意味があります。 一方で、避けたほうがよいとされる金額も存在します。
この記事では、お賽銭の縁起が良い金額・NGな金額を一覧で紹介し、神社とお寺の違いや正しいお賽銭の入れ方まで詳しく解説します。
縁起の良いお賽銭の金額一覧
お賽銭の金額には、語呂合わせによるさまざまな意味が込められています。
| 金額 | 語呂合わせ | 意味 |
|---|---|---|
| 5円 | ご縁 | もっとも基本的。良いご縁に恵まれる |
| 10円(5円×2枚) | 重ね重ねご縁 | ご縁を重ねる |
| 15円 | 十分なご縁 | 十分なご縁に恵まれる |
| 20円(5円×4枚) | よいご縁 | よいご縁がある |
| 25円 | 二重にご縁 | 二重にご縁がある |
| 30円(5円×6枚) | 安泰なご縁 | ご縁が安泰 |
| 35円 | 再三ご縁 | 何度もご縁がある |
| 40円(5円×8枚) | 末広がりにご縁 | 末広がりにご縁が広がる |
| 45円 | 始終ご縁 | 始終ご縁がある |
| 50円 | 五重のご縁 | 五重にご縁がある(50円玉は穴あき=見通しが良い) |
| 55円 | いつでもご縁 | いつでもご縁に恵まれる |
| 105円 | 十分にご縁 | 十分なご縁がある |
| 115円 | いいご縁 | いいご縁に恵まれる |
| 125円 | 十二分にご縁 | 十二分なご縁に恵まれる |
| 485円 | 四方八方からご縁 | あらゆる方角からご縁が来る |
5円玉を使った金額が多いのは、「ご縁(5円)」の語呂合わせがベースになっているためです。穴の開いた5円玉は「見通しが良い」とも言われ、縁起の良い硬貨とされています。
NGとされるお賽銭の金額
一方で、縁起が悪いとされる金額もあります。
| 金額 | 理由 |
|---|---|
| 10円(10円玉1枚) | 「遠縁(とおえん)」=ご縁が遠のく |
| 65円 | 「ろくなご縁がない」 |
| 75円 | 「なんのご縁もない」 |
| 85円 | 「やっぱりご縁がない」 |
| 95円 | 「苦しいご縁」 |
| 500円 | 「これ以上の硬貨(効果)がない」 |
10円玉1枚のお賽銭は「遠縁」として避けられることが多いですが、5円玉2枚で10円にすれば「重ね重ねご縁」となり、同じ10円でも意味が変わります。
500円玉については、「これ以上大きい硬貨がない=効果がこれ以上ない」という語呂合わせから避ける人もいますが、これはあくまで俗説です。金額の大小よりも、感謝の気持ちを込めることが大切だという考え方もあります。
神社とお寺でお賽銭は違う?
神社とお寺では、お賽銭の意味合いが少し異なります。
神社のお賽銭
神社のお賽銭は、神様への感謝の気持ちを表すものです。もともとは収穫した農作物や魚介類をお供えしていたのが、時代とともにお金に変わりました。「お願いの対価」ではなく、「日頃の感謝を形にしたもの」という位置づけです。
お寺のお賽銭
お寺のお賽銭は「お布施」の意味合いが強く、自分の欲望や執着を手放すための行為とされています。仏教では「喜捨(きしゃ)」という考え方があり、喜んで財を手放すことが修行の一つとされています。
このため、お寺では語呂合わせよりも、自分が「手放せる」と思う金額を心を込めて納めることが大切とされています。
お賽銭の正しい入れ方
お賽銭の入れ方にもマナーがあります。意外と知らない方も多いので、確認しておきましょう。
投げ入れない
お賽銭は「投げる」のではなく、「そっと入れる」のが正しい作法です。遠くから投げ入れる行為は、神様に対して失礼にあたるとされています。賽銭箱の近くまで進み、手を軽く下ろすようにして静かに入れましょう。
ただし、初詣など混雑時はやむを得ない場合もあります。そのようなときは、心の中で「失礼いたします」と唱えてから入れるとよいでしょう。
お札を入れる場合
お札をお賽銭として納める場合は、白い封筒に入れるのが丁寧な作法です。封筒の表に「御賽銭」または「初穂料」と書き、裏に自分の名前を記します。むき出しのお札をそのまま賽銭箱に入れるのは、あまり好ましくありません。
お賽銭を入れるタイミング
参拝の手順としては、以下の順番が正しい作法です。
- 鳥居をくぐる前に一礼
- 参道の端を歩いて本殿へ向かう
- 手水で手と口を清める
- 本殿前に進み、軽く一礼
- お賽銭を静かに入れる
- 鈴を鳴らす(鈴がある場合)
- 二拝二拍手一拝
- 軽く一礼して下がる
お賽銭は鈴を鳴らす前に入れるのが一般的です。鈴は神様に参拝に来たことをお知らせする意味があるので、その前にお賽銭を納めておきます。
参拝の詳しい作法については、神社のお参りの仕方|正しい参拝作法を解説の記事も参考にしてください。
お賽銭に関するよくある質問
お賽銭は多ければ多いほどご利益がありますか?
お賽銭の金額とご利益は比例しません。大切なのは金額ではなく、感謝の気持ちを込めて納めることです。無理をして高額を入れるよりも、自分にとって心地よい金額を誠意を持って納めるほうが、本来のお賽銭の趣旨に合っています。
お賽銭に新札を使ったほうがいいですか?
お賽銭に新札を使う必要はありません。新札が求められるのは祝儀やご祈祷の初穂料の場合であり、お賽銭箱に入れる硬貨や小額の場合は、普段使いのお金で問題ありません。
外国のコインをお賽銭に使ってもいいですか?
外国のコインをお賽銭に使うのは避けましょう。神社やお寺では外国の硬貨を両替できないため、実質的にご迷惑をおかけすることになります。日本の硬貨を用意して参拝するのがマナーです。
電子マネーでお賽銭を払える神社はありますか?
近年、電子マネーやQRコード決済に対応する神社やお寺が増えています。東京の愛宕神社や京都の二条城前の神泉苑など、キャッシュレス賽銭を導入しているところがあります。ただし、まだ一般的ではないため、現金を持参するのが安心です。
お賽銭を入れ忘れて参拝してしまったらどうすればいいですか?
お賽銭を入れ忘れても、参拝そのものが無効になるわけではありません。お賽銭は感謝の気持ちの表れであって、参拝の絶対条件ではないからです。気になる場合は、参拝後に改めてお賽銭を納めに行けば問題ありません。
子どもにはいくらのお賽銭を持たせればいいですか?
子どもには5円玉や10円(5円×2枚)を持たせるのが一般的です。金額よりも、「神様にありがとうの気持ちを伝えるためにお賽銭を入れるんだよ」と教えてあげることのほうが大切です。参拝のマナーを学ぶよい機会になります。
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