「巻き爪だけどネイルはしたい…」その気持ち、よくわかります。
指先にキレイなカラーやアートがあるだけで、気分が上がるネイル。
だけど爪の端が痛くなったり、食い込む感覚があったりして「もしかして巻き爪…?」と感じているあなた。
巻き爪でもネイルはしていいの?悪化しない?
この記事では、ネイルが巻き爪に与える影響、セルフネイル&サロンでの注意点、巻き爪ケアとネイルの両立方法まで詳しく解説します。
巻き爪とは?ネイルにどう影響するの?
✅ 巻き爪(陥入爪)とは
爪の両端が内側に巻き込み、皮膚に食い込む状態のこと。進行すると痛み・炎症・出血などを伴うことも。
✅ ネイルをするとどうなる?
- 爪の表面に硬いジェルをのせることで、爪の湾曲が固定される
- オフのたびに爪を削ることで、爪が薄くなり、巻きやすくなる
- 圧迫や形の矯正ができず、巻き爪の自然改善を妨げる可能性
🧠一言でいうと:
ネイルそのものよりも、「やり方」次第で悪化するリスクが大きい!

【体験談】ネイルが原因で巻き爪が悪化したケース
「ネイルが趣味で毎月サロン通いしてました。でも親指にズキズキする痛みが出て、病院に行ったら『巻き爪が進行してますね』って…。まさかネイルが関係してるなんて思わなかった」
— 30代・会社員・女性
「セルフでジェルネイルをしていて、毎回爪を削っていたら、爪が薄くなって丸まってきました。色が乗ると分かりにくいけど、よく見たら巻き爪でした」
— ネイル歴5年・フリーランス女性

ネイルが巻き爪に与える主なリスク
リスク | 詳細内容 |
---|---|
硬化による固定 | 巻いたままの爪にジェルを塗ると、湾曲した形状が固定される |
オフ時のダメージ | 爪表面のサンディング(削り)が繰り返されると、爪が薄くなり巻きやすくなる |
甘皮処理の過剰 | 甘皮を深く押しすぎることで爪の根元(マトリクス)を傷つける可能性あり |
アセトンによる乾燥 | 除去剤が爪と周囲の皮膚を乾燥させ、柔軟性を損なう |
形を整える際のミス | サロンで角を丸くカットされると、再成長時に巻き込みやすくなる |
【図解】ネイルと巻き爪の悪循環
(Midjourney画像プロンプトは後述)
巻き爪 → ジェルで覆う → 固定される → オフで薄くなる → さらに巻く
巻き爪でもネイルを楽しむための3つの選択肢
1. サロンで巻き爪対応ネイルを選ぶ
近年増えてきた「巻き爪対応ネイルサロン」では、
- 爪のカーブを確認した上でベースジェルを調整
- 適度な厚みと柔軟性のあるジェルを使用
- マシンオフを極力避けてフィルイン施術を導入
💡POINT:
「巻き爪でも安心」と謳うサロンを選ぶことが大切!
2. セルフネイルならノンサンディング&薄づきで
- ノンサンディングベースジェルを使う
- オフはアセトンを使わずフィルインか剥がせるジェルを活用
- 厚塗りNG!カーブが強調されるので、薄めに仕上げるのが鉄則
3. いったん“ネイルの休息日”を設ける
- 爪が薄くなっていたり、痛みがあるなら1〜2週間ネイルをお休み
- この間に爪の保湿と矯正ケアを集中して行う
🛁おすすめケア:
- ネイルオイル+ラップで集中パック
- 足指セパレーター+軽いストレッチ
- 爪育フード(ビオチン・鉄・亜鉛)を食事にプラス
【Q&A】ネイルと巻き爪のよくある疑問
Q:巻き爪治療中でもネイルはしていい?
A:軽度で痛みがない状態ならOKですが、医師や巻き爪矯正のプロに相談を。ワイヤー矯正中は一部ネイル不可の場合あり。
Q:ネイルをやめれば巻き爪は治る?
A:巻き爪の進行が止まる可能性はありますが、自然に元に戻るかは爪の形と習慣次第です。
Q:マニキュアとジェル、どちらが巻きにくい?
A:一般的にはマニキュアの方が負担は少ないですが、剥がすときのリムーバーも乾燥の原因になるため、保湿ケアが必須!
【図表】巻き爪でも安心してネイルを楽しむ方法まとめ
項目 | 巻き爪の人が気をつけるポイント |
---|---|
爪の形 | スクエアカットを意識、角を削りすぎない |
ベースジェル選び | ノンサンディング、柔らかいタイプがおすすめ |
オフの方法 | マシンよりも手作業、またはフィルインが理想 |
サロンの選び方 | 巻き爪ケアも行うサロン or ネイルとフットケア両立型 |
ネイルを休む期間 | 2〜4週間の“爪育休暇”を取り入れるのも有効 |
巻き爪がひどい時は「ネイルより治療を優先」が鉄則!
- 肉芽(赤く盛り上がる)や出血、強い痛みがある場合
- 爪が変形しすぎてネイルがうまく乗らない場合
そんなときは、無理にネイルをせず皮膚科・巻き爪専門の医療機関へ。
巻き爪矯正とネイルを両立しているフットケアサロンも最近は増えています!
まとめ:ネイルもしたい。でも巻き爪も大事にしたいあなたへ。
「ネイルを諦めたくない」
「でもこのまま放っておくと爪がもっと巻いてしまう気がする…」
そんなあなたにこそ、正しい知識とネイル方法の選び方を知っておいてほしいのです。
巻き爪でも、ネイルは楽しめます。ただし、爪と相談しながら。
自分の爪を愛して、ネイルも健康もどちらも手に入れましょう💅✨
